サムコ株式会社 辻 理 代表取締役会長兼社長が本学で講演されました

2016.04.14

サムコ株式会社 辻 理 代表取締役会長兼社長が本学で講演されました

4月14日、経済学部の講義「経済人特別講義」においてサムコ株式会社 辻 理 代表取締役会長兼社長が講演されました。
プラズマ技術の研究者から、会社員、NASA研究者を経て、独立起業されたこれまでの経験、そしてベンチャー企業の現役経営者としての仕事といった企業人としての活躍を分かりやすく穏やかな口調でお話しいただきました。
その中で、経営理念である「薄膜技術で世界の産業科学に貢献する」という考え方、日本型金融システムの課題、目標設定の重要性、グローバル化した理由、元気な京都企業の特徴(高い営業利益率、創業社長の強いリーダシップ、研究開発投資回収の早さ、グローバル・ニッチなど)、ベンチャー企業が陥りがちな経営危機(初期の資金繰り、死の谷、次の壁、景気変動の波など)の乗り越え方といった経営者としての経験を分かりやすく丁寧にご紹介いただきました。その中で、グローバルな人材や企業にとって重要なのは、その特色は何か、つまり他者との「違い」の重要性を熱く語って頂きました。
この熱意が伝わったのか、フロアから学生の質問が相次ぎ、授業時間一杯まで質疑応答が続きました。
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