「スポーツと人間形成」で京都新聞記者の宮部 真典さんが講義

2016.04.15

4月15日、共通教育科目「スポーツと人間形成」において、本学卒業生で京都新聞記者の宮部 真典さん(1991年経営学部卒)が講義を行いました。宮部さんは本学を卒業し、現在の仕事に就いて24年目になられます。運動部で記事を書き、プロアマ、競技を問わず多くの人に取材してこられました。

講義は「スポーツとは何か?」という話から始まりました。スポーツをする肉体をつかさどるものは頭であり、現在どのスポーツでも「意識」について言われています。そして、体と意識をフルに使うことを導き出しているものが「自立と自律」であり、この「自立と自律」がこの講義のキーワードでした。最近のスポーツ界の不祥事についての話と、実際に取材したことのある本学卒業生のラグビー選手、伊藤 鐘史さん(2003年経済学部卒)が日本代表になるまでの道のりの話を、「自立と自律」の意識を持っていたかどうかという点を含めて語り、この大切さを説かれました。

宮部さんは講義の最後に「スポーツをはじめ、大学生活4年間での経験がこれからの人生を切り開くエネルギーになる。自立と自律を考えながら有意義な大学生活を送ってほしい。」と、学生たちにメッセージを送られました。

【記事・写真:学生広報スタッフ 西川 友佳子(経済・3年次)・鎌田 有香(外国語・3年次)】
講義を行う宮部さん
「自立と自律」の大切さが伝えられた
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