卒業式(学位授与式)が2016年3月20日に挙行されました

2016.03.20

桜の開花が待ち遠しい穏やかな日曜日の10時から神山ホールで外国語学部・文化学部の卒業式(学位授与式)が執り行われました。

大城 光正 学長が祝辞の中で紹介された楔形文字の解読の歴史は、ふと意識する日常当たり前の出来事の中にも重要な成果につながるヒントが潜んでいることがあり、天才ならぬ身であっても大きなことを成し遂げることができることを物語っています。これから社会に出て行く卒業生たちの心に深く刻まれたことでしょう。

卒業式の後、12号館の教室に集まったドイツ語学科の卒業生たちは、一人一人名前を呼ばれ、生田 眞人 教授から卒業証書を受け取り、京都産業大学で過ごした日々の重さを改めてその手に感じていました。 晴れやかな笑顔を浮かべてドイツ語学科を元気に巣立っていった卒業生たちがこれから歩んでいく道に幸多かれと、教員一同心より願っています。 Alles Gute!

ドイツ語学科の謝恩会は、四条のレストランで19時から始まりました。和気藹々とした雰囲気の中で、「社会人一年生」の顔を時折見せる卒業生たちに頼もしさを感じつつ、教室とはまた一味違った楽しいひと時を過ごすことができました。

今年の3月はいつもの年とは違いました。ドイツ語学科/ヨーロッパ言語学科 ドイツ語専攻の大黒柱として長年ドイツ語教育に従事された生田 眞人 教授が定年でご退職されたのです。生田先生は1980年に京都産業大学に赴任され、以来36年の長きにわたり、ユーモア溢れる温かいお人柄で学科を主導してこられ、京都産業大学の発展にも多大な貢献をされました。まだまだ元気いっぱいの先生が大学を去られることは学科として大きな損失ですが、さらなるご活躍を切に期待しております。どうぞいつまでもお健やかで!

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