ドイツ語海外実習を終えた学生たちが全員笑顔で帰国しました

2016.03.26

ドイツ語海外実習を履修して、ドイツ各地で学んでいた学生たちがドイツでの研修を修了し、全員無事に日本に帰国しました。 世界で起きる事故や事件のため動きづらくなりつつある中で、参加者全員が危険な目にあうこともなく、元気に帰国してくれたことはとても嬉しいことです。

2015年度のドイツ語海外実習は、研修先大学ごとに行う独自プログラムやテーマに応じて、2つのコースを準備しました。
J.S. Bach で有名な音楽・芸術・文化・商業の街Leipzig (ライピチヒ)大学での研修は2月後半に始まりました。参加した学生たちは、2016年3月12日に予定通り関西国際空港へと戻ってきました。ドイツ南西部の「黒い森」近くの街、Freiburg(フライブルク)大学での研修は3月上旬に始まり、学生たちは3月26日に帰国しました。

帰国後の事後授業で久しぶりに本学の教室に集まった学生たちはドイツ語に素早く反応していました。ドイツ語を使う日常にどっぷり漬かってきたからでしょうか、出発前までは教科書を頼りにまだまだ恐る恐る口にしていたドイツ語も、かなり板につき始めてきています。またドイツ語を理解する力も随分向上したようで、質問の意味は分かっているものの、時にはその答をドイツ語で即答できないもどかしさを感じ始めていました。
ドイツ語海外実習では、ドイツ語力の強化だけではなく、各自が関心を持つドイツ語圏のテーマについての現地調査とその報告も求められます。今年度ヨーロッパ言語学科では共通のプレゼンテーション・テーマとして「お菓子・スイーツ」を選びました。各コースの学生達は、それぞれの研修地およびその周辺地域について自分の調査したテーマについてグループでその成果を見事にプレゼンテーションしました。

4月に入学してドイツ語を学び始めてから約11ヵ月後に行ったドイツ短期滞在です。学生達は短期間に驚くほどたくさんのことを学び、吸収したようです。「またドイツに行きたい」、「もっと長く滞在したかった」、「ドイツ語がもっと好きになった」といった学生たちの希望と喜び、そして充実感に満ち溢れた生の声を聞くと、4月7日(木)から始まる今後の大学での学習に大いに期待を抱かせてくれます。また、今回のドイツ語海外実習には、外国語学部以外からも参加してくれた学生がいました。ドイツでの様々な体験を励みに、今後も専門領域の勉強とドイツ語の勉強の両立を是非続けてほしいと願っています。

Leipzig 大学で研修をした学生たち
Freiburg 大学で研修をした学生たち
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