「遺伝と進化の不思議~ダーウィンとメンデルから学んだこと~」リエゾンオフィス主催シンポジウム開催報告

2016.03.05

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トピックス研究公開講座総合生命科学部
3月5日、京都産業大学むすびわざ館で研究のアウトリーチ活動として、科学の魅力を一般の方々に感じてもらうことを目的にシンポジウム「遺伝と進化の不思議~ダーウィンとメンデルから学んだこと~」を開催しました。
 
総合生命科学部 野村 哲郎 教授が「遺伝と進化の正しい理解-ダーウィンとメンデルが伝えたかったこと-」、総合生命科学部 木村 成介 准教授が「葉っぱの形の遺伝と進化-メンデル遺伝学で解き明かす多様な葉の形ができるしくみ-」というテーマで講演しました。

野村教授は、約190年前、同じ時代を生きたダーウィンとメンデルという二人の科学者についてのエピソードを交えながら、自身の研究対象であるテントウムシを使った進化に関する研究について解説しました。木村准教授は「メンデルの法則」が現在の遺伝子研究の基礎になっていること、また、自身の研究から京野菜として有名な水菜と壬生菜がどういう経緯で進化したのかについて解説しました。

講演では「テントウムシの斑点は気温によって模様が変わる」、「同じ植物でも水中や乾燥地帯など、生育環境の違いによって葉の形を変える植物が存在する」、「壬生菜は水菜とカブの交配により生まれた可能性がある」などの話があり、動物や植物の進化について、数多く紹介された。

参加者からは「京野菜や昆虫など、身近なものを題材に使っていたから分かり易かった」、「四つ葉のクローバーの葉は1枚の葉が4つに分かれているだけという話は驚いた」、「質疑応答のコーナーで、何気ない疑問に対して非常に詳しく解説してくれて楽しかった」などの感想や、さらなる続編を希望する声がありました。
非常に多くの方々にお越し頂きました
テントウムシについて全国で調査したデータを解説する野村教授
植物の進化や遺伝について解説する木村准教授
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