小学生対象「親子科学教室」(理学部)を開催

2016.03.05

2月27日(土)・3月5日(土)と、万有館サイエンスラウンジにて「親子科学教室」が開催されました。
「親子科学教室」は、近隣地域を中心とした小学校3~6年生を対象に、数学・物理・気象への関心を高め、ひいては、科学への興味を喚起することを狙いとした授業と実験の体験ができるイベントです。

第1回の『体験しよう 科学大実験!』では、磁石と回転をテーマに科学実験を体験。小学校では磁石につかないと教わる物にも、実は全てに磁場があることを教わりました。実験でマイクロトマトと1円玉のやじろべえを作成、磁石を近づけるとトマトは反発し、1円玉は引かれることを体験し、驚きの声があがっていました。その他、液体窒素で硬くなったバナナで釘打ちをしたり、自転車の車輪を回してジャイロ効果で勝手に体が回ることに、体験した小学生は興奮して目を丸くしていました。

第2回の『立体パズルづくりに挑戦!!』では、ピラミッドの形や正四面体など3種類のパーツ26個を組立て、立方体におさまるように組み合わせました。また、それより難しい正20面体の模型作りにも挑戦し、どうしたら先生の持っている完成形になるのか、小学生それぞれが頭をひねりながら挑戦しました。先生からはあえて作り方を説明されず、小学生は完成形を見てヒントをもらい、自分で考えて取り組んだので、完成した時の喜びは特別なものであったようです。

次に第3回『光のふしぎ』を3月12日(土)に開催する。すでに申し込みは終了しましたが、小学生の皆さんがまた新たな発見をしてくれることを期待しています。

「1円玉は磁石に引かれるのか?!」
「どんどん作ろう!」
「ジャイロでぐるーん」
「みんなで考える」
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