総合生命科学部 バイオフォーラム2015開催報告(1月29日)

1月29日(金)15号館15102セミナー室において、総合生命科学部バイオフォーラムを開催され、京都大学ウイルス研究所の野田 岳志教授に、「インフルエンザウイルスのゲノム転写機構」と題し、講演頂きました。

インフルエンザウイルスのゲノムRNA(vRNA)の転写におけるRNAポリメラーゼ複合体の機能や構造を解明するためin vitro transcription assayと高速原子間力顕微鏡とクライオ電子顕微鏡を組み合わせた解析によりRNAポリメラーゼ複合体や合成された転写産物の微細構造解析について講演され、インフルエンザウイルスはvRNAの転写の際に、RNP複合体の進行によりRNP複合体が構造変化を起こしていることや、転写のされたvRNAがループ構造を取っていることなどの最新の知見を紹介されました。
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