世界問題研究所主催シンポジウム「沖縄問題と「複合アイデンティティ」」開催報告

2015.12.23

12月23日、むすびわざ館で本学世界問題研究所主催のシンポジウム「沖縄問題と「複合アイデンティティ」」が開催され250人が参加しました。

今回のシンポジウムは、50周年を迎えた本学の軌跡をふりかえり、7月25日に麗澤大学 廣池千九郎記念講堂で開催した「若泉敬先生の再発見—沖縄返還交渉と日本の未来—」に続く、沖縄問題に焦点を当てた第2弾のものです。

佐藤 優 氏(作家・思想家)による基調講演に続いて、大城 貞俊 氏(小説家・元琉球大学教育学部教授)、木谷 佳楠 氏(同志社大学神学部助教)、岩本 誠吾(本学法学部教授・世界問題研究所所員)ら3名によるコメントののち、東郷 和彦(本学世界問題研究所長)を司会者としてパネルディスカッションが行われました。
基調講演では「沖縄問題と「複合アイデンティティ」」と題し、佐藤 氏がご自身の豊富な国際体験に基づく沖縄問題への具体的なアプローチ方法について語られました。

パネルディスカッションでは、登壇者が沖縄と本土の人々の認識の相違や問題克服の方途について、それぞれの立場から述べられた。 その後、学生6名が登壇し、佐藤 氏をはじめとする登壇者と意見交換を行いました。

基調講演で沖縄問題を語る佐藤優氏
メモを取りながら熱心に聴く聴講者
意見が白熱するパネルディスカッション
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