パネル展「ドイツ統一への道」開催

2015.11.25

2015年は、ドイツが再統一されて25年目という記念の年です。この機会にドイツ語専攻では、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館との共催により、2015年11月4日(水)から25日(水)まで雄飛館ラーニングコモンズにて、パネル展「ドイツ統一への道」を開催しました。

この企画は、A1サイズのパネル20枚を使い、ドイツが再統一された1990年を中心に、その前後の時期および世界の反応などにも目配りしながら、この重要な歴史的事件を振り返るものでした。

ドイツ語専攻では、これまでにもドイツ総領事館との協働により、脱原発に向けての取り組み(2012年)や独仏和解50周年(2013年)といった出来事を紹介してきました。ベルリンの壁崩壊20周年にあたる2009年にも、「平和革命から再統一へ」というタイトルで、同種のパネル展を開催しています。今回の企画も、そうしたこれまでの交流の中で実現したものでした。

期間中、会場には多くの学生・教職員が来訪し、ベルリンの壁の崩壊から再統一にいたる激動の歴史を伝えるパネルの数々に、熱心に見入っていました。学生たちはみなこの出来事の後に生まれており、その時代の空気を直接には知らない世代に属しますが、当時の熱気を生々しく描いた展示内容に、大いに心惹かれた様子でした。
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