第11回「京都産業大学図書館書評大賞」表彰式開催

2015.12.16

2015年12月16日、5号館ロビーにおいて、第11回「京都産業大学図書館書評大賞」の表彰式および茶話会が行われました。

図書館書評大賞は、学部学生が本学図書館蔵書の中から好きな図書を選び、1,600字以上2,000字以内の書評を書いてWeb上で応募するものです。学生の読書の推進、文章表現能力、論理的思考能力の向上を目的に、本学図書館が主催しています。2015年7月1日から9月7日の応募期間中に寄せられた84篇(84人)のうち、応募要件外の作品を除いた81篇の応募作品の中から、図書館書評大賞選考委員会により大賞1人、優秀賞3人、佳作5人が選ばれ、井尻 香代子 図書館長から賞状と副賞の図書カードが、また協賛の京都産業大学同窓会から同窓会長賞が、丸善株式会社、株式会社紀伊國屋書店、株式会社雄松堂書店より記念品が授与されました。

井尻図書館長は、「災害、テロ、難民など不安な時代のなかで、何かに頼りたくなります。力の強いもの、声の大きいもの、簡単でわかりやすいものに頼りたくなります。」と話し、茨木 のり子の「倚りかからず」と「わたしが一番きれいだったとき」という詩を紹介しました。「書評には、批評精神が必要です。今回受賞された方々は、自分の身に付けた批評力で優れた作品を書き上げられました。」と賛辞を贈り、「もはや、できあいの思想には倚りかかりたくない」という言葉をかみしめて、今後も成長し活躍してほしいと述べました。

表彰式の後には、入賞者を囲んで茶話会が開かれました。入賞者らは「入賞を励みにして頑張っていきたい」、「来年も応募したい」と入賞の喜びと抱負を語りました。

入賞者・入賞作はこちら
『Lib.:京都産業大学図書館報』(42巻,増刊号 PDFファイル)
入賞者に祝辞を述べる井尻図書館長
入賞者と選考委員、協賛者の記念写真
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