「私がジャーナリストになるまで」をテーマにNHK報道カメラマン川﨑さんが講義

2015.12.04

12月4日、共通教育科目の「複眼的思考・融合教育入門」において、日本放送協会(NHK)報道局 報道カメラマン・ディレクターの川﨑 敬也さん(1999年法学部卒)が、「私がジャーナリストになるまで ~NHK報道カメラマンの仕事~」をテーマに講義を行いました。

毎週金曜4限目の「複眼的思考・融合教育入門」は、複雑化・多様化・グローバル化する現代社会で必要な複数の視点や知識を融合させて、考える力を身に付けることを目標とした科目です。社会の第一線で活躍しているゲストスピーカーが実体験をふまえた講義を行い、柔軟な適応力、実践的な課題解決力の養成などを目指しています。

川﨑さんは、在学中は映画監督を目指し、本学映画研究部で映画製作や映画音楽作成のための作詞作曲を行っていたことや、21歳で100万円の資金を貯めて1年間休学し、世界一周の旅にもでたことを例に挙げ、大学時代からこれまでに苦労した経験や、新しいことに挑戦したこと、その時々に感じ、考えたことについて話されました。

川﨑さんは、講義のなかで、自身の経験や自らが撮影した映像などを紹介しながら、後輩学生へのメッセージとして、「見慣れた風景も独自の見方でみれば、違った風景に見えてくる」、「天職になかなか出会えなかったが、やりたいことをつきつめていった結果、今の自分がある。大学の4年間は時間の使い方次第で何でもできる。」等と述べられました。

受講した学生からは、川﨑さんに対して「挫折の経験はあるか。あればそれをどのように克服したか」、「今後のメディアはどうなっていくか、どうあってほしいか」、「今後仕事でやりたいことは何か」等活発な質問が出ました。
講義をする川﨑さん①
講義をする川﨑さん②
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