交換留学生が京都産業大学馬術大会で優勝

2015.12.06

2015年12月6日、本学馬術部が主催する「第35回京都産業大学馬術大会」が、本学総合グラウンドにて行われ、全6団体75名42頭が参加しました。

交換留学生として本学で学んでいる、メキシコ出身のルイス選手、ドイツ出身のアレクサンダー選手が馬術部員として初めて大会に出場し、「ノービス障害飛超競技の部」でルイス選手が優勝、アレクサンダーは5位入賞を果たしました。

ふたりは馬術経験がないものの、国際交流会館から多数の留学生が応援に駆けつけ、大きな声援に後押しされて、優秀な成績をおさめました。

ルイス選手へのインタビュー

レオニード号に騎乗するルイス選手
最高でした。優勝できるなんて思ってなかったので大変びっくりしています。
メキシコにいた時から乗馬に興味があり、馬術の授業を履修したのがきっかけで馬術部の練習を見学に行きました。朝5時半から練習していたのですが、とても楽しくて入部を決めました。
馬術部に入部したことにより、大学の授業や普段の生活だけではわからない部分について知ることができました。例えば、メキシコにいたときはどんなことでも仕事は分業制で、役割が決まっているため協力し合うことはそれほどありませんが、馬術部ではみんなでカバーしあって作業しています。自分の仕事が終わってもほかの人を気遣う。これは日本独特の文化だと思い、大変勉強になります。部員のみんなは本当にやさしく、丁寧に教えてくれます。意思疎通は大変ですが日本語の勉強にもなっています。

アレクサンダー選手のインタビュー

サジッタ号に騎乗するアレクサンダー選手
最初になかなかスタートを切れなかったことが少し悔やまれますが、完走できて大変良かったです。また練習して試合に出たいです。
私もドイツでやってみたいと思っていました。馬術の授業が楽しくて、馬術部の練習を見学し入部することにしました。毎朝5時半から練習に参加していますが、早起きが大変で自転車で片道25分ほどかかりますが、今は辛くありません。馬術部のみんなは私たちを部の一員として受け入れてくれていて、いつも丁寧にやさしく接してくれますので、大変居心地がよいです。
馬術部に入部して生活習慣が変わりました。これまでは徹夜で勉強することもありましたが、今は練習のために早く寝ます。夜の勉強時間は減りましたが、勉強は集中してできています。また、部員とのコミュニケーションで、日本語の勉強も補うことができています。馬術部の練習が生活習慣を変え、勉強習慣を変え、日本語の勉強方法も変えました。
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