京都府立北稜高等学校との高大連携講座を実施

2015.12.15

12月5日、京都産業大学の実験室の設備を利用し、大学で行われている先端的な科学研究を体験する高大連携授業が、京都府立北稜高等学校2年生の生徒19人を対象に行われました。
今回の高大連携授業は「物理基礎実験体験授業」と題して、「電気化学実験」、「高感度アンプの作成・物理現象を音で聴く」「CDを用いた簡易分光器の作製と、水素原子発光の観察」という3つのテーマで行いました。参加した高校生は、自身で2つのテーマを選択し、午前と午後に分かれて講義と大学の充実した施設を利用した実験を行いました。
また、実験や講義を補助するTA(ティーチングアシスタント)として、北稜高校出身の理学部生が1人参加し、高校生との交流も行われました。
講座終了後、参加者からは、「中学や高校で座学として学んでいたことを実験することができたので、とても面白かった」「実験がとても楽しく、この一日を機に物理の勉強に力を入れていこうと思う」などの意見が寄せられました。

◆ 物理分野「物理基礎実験体験授業」
理学部
大森 隆 教授 「電気化学実験」
谷川 正幸 教授 「高感度アンプの作成・物理現象を音で聴く」 
鈴木 信三 教授 「CDを用いた簡易分光器の作製と、水素原子発光の観察」
三電極による水電解実験を行った
部品を基板にはんだ付けし、電子回路を組み立てた
簡易分光器を作製し、物質が出す光の色を観察した
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