O/OCF-PBL3 京都移住計画クラスによる「暮らすハウス」イベントの実施について

2015.11.15

11月14(土)、15(日)の2日間、「O/OCF-PBL3」京都移住計画クラスが京都市左京区花背地区にて「暮らすハウス」というイベントを企画、運営しました。
「O/OCF-PBL(On/Off Campus Fusion - Project Based Learning)」とは、課題解決活動を通じて実社会で必要となる心構えや能力を身に付けることを目的に開講しているキャリア形成支援教育科目の1つです。O/OCF-PBL3は、実践レベルの課題解決力の習得として、O/OCF-PBL1,2でこれまで培った力や身につけた力を更に伸ばすことを目的としています。

今回、京都移住計画より『京都への移住促進の企画を実施せよ』という課題が与えられました。受講学生は、その中で地域での暮らし、特に大学生の地域での暮らしに注目し、活動の中で京都産業大学の学生約200名にアンケートをとった結果、一人暮らしの大学生で自分が住んでいる地域と関わりたいと思っているが、機会やきっかけがなく関われていないという問題を発見しました。その問題を解決するために企画されたのは「暮らすハウス」という地域の方の家に1泊2日のホームステイをするイベントです。このイベントを通し地域の人と近い距離で交流してもらい、さらにホームステイの様子を動画やSNS(FacebookやTwitter)を使って発信されます。これにより一人暮らしの学生をはじめとした京都の大学生に京都での暮らしを考えてもらうというものです。

イベントには京都産業大学の学生3名が参加しました。このホームステイでは実際に花背地区で行っている鹿の狩猟に使用する罠づくりや蕎麦の脱穀を行いました。宿泊は、花背地区に住む子育て世帯有志の集まり「okuネット」のメンバーである川勝さんのお宅で宿泊させてもらい、花背での生活を直に体験することができました。イベント終了後、3人の学生から「今までしたことがない体験ができ、楽しかったです。」といった喜びの声が聞かれました。また、今回の企画に協力してくれた花背地区の方々からも「学生の若いパワーが伝わり、こちらまで元気をもらいました。」という満足の声も聞かれました。

Facebookの活動記録やダイジェスト動画はこちら↓
Facebook:https://www.facebook.com/video.php?v=442950035890202
学生による事前打ち合わせの様子
鹿罠つくりの様子
暮らすハウス参加学生と花背地区の方々
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