国際宇宙ステーション滞在中の油井亀美也JAXA宇宙飛行士と交信

2015.12.01

天文台
京都産業大学神山ホールで国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の油井亀美也JAXA宇宙飛行士とリアルタイムで交信するイベント「宇宙の油井宇宙飛行士と話そう 未来へ紡ぐリレープロジェクト」が開催され、小中学生・保護者・本学学生など約700人が目を輝かせながら油井さんとの交信を楽しみました。

油井さんとの交信では、本学を代表して竹中 慶一さん(理・4年次)がステージに立ち、「無重力空間でも重さを感じることはあるのか」と質問しました。油井さんは「重さは感じないが同じ力を加えた場合に移動スピードが異なることから、質量は感じることができる」と説明し、重力の異なる2つの物を例に出し物体を動かしながらわかりやすく実演してくださいました。

交信の最後に会場の全員で大きな声で油井さんにエールを送ると、油井さんは「みなさんは宇宙と同じように無限の可能性を秘めているので、一緒に頑張っていきましょう!」と笑顔で手を振って応え、集まった来場者は将来の夢に胸を膨らませていました!

また、油井さんとのライブ交信の前には、本学神山天文台長の河北秀世教授、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の柳川氏、岩谷産業㈱の宮崎氏による宇宙・天文に関する“ものづくり”や技術開発のトークショーや、油井さんのこれまでの活動や宇宙への夢についての講演会も開催され、来場者は興味深く聞き入っていました。
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