文化学部主催 文化学部国際文化学科リレー講座 「人文学の面白さ」 開催 ※全3回

2015.11.24

国際文化学科では、歴史、思想、文学・芸術に関するテキストや事象を扱うことを通して、人間及び人間を取り巻く多様な文化への深い理解と洞察力を育成し、その知見を活かし、社会の様々な分野で活躍できる人間を育てることを目ざしています。

本リレー講座では、「歴史が好きだ」、「思想が好きだ」、「文学・芸術が好きだ」という皆さんに、人文学の先端で活躍されている研究者から「人文学の面白さ」を味わってもらい、今後の学びへ繋げてもらうことを目的に開催するものです。

第1回は「海と港がむすぶ世界の歴史」をテーマに、文化学部深沢克己教授、若松正志教授が講義を行います。

 リリース日:2015-11-24

第1回 「海と港がむすぶ世界の歴史」 

概要 海と港からながめた歴史は、陸地から見た歴史とは異なる姿をあらわす。深沢教授は、地中海の側からヨーロッパ史を再構成し、ユーラシア規模の経済・文化交流の意義を考える。若松教授は、「鎖国」といわれる江戸時代の長崎で行われた貿易・交流を、アジア・ヨーロッパも視野に入れ述べる。視点を変えることによる歴史の見え方の違い=面白さを感じてもらいたい。
講師 深沢克己(ふかさわ かつみ)文化学部教授
若松正志(わかまつ まさし)文化学部教授
日時 2015年12月2日(水) 13:15~15:30 
場所 京都産業大学 519教室
対象 一般、在学生
申込 聴講無料・申込不要

第2回 「物語の不思議と、ことばの謎」

概要 文学書の読書の楽しみを入口に,自身の文学趣味を鍛え,高めるにはどういう方途が考えられるか。多様な具体例を通じて,自身の創造力に気付く。結果,自身もジャンルを問わず,創作にチャレンジしてみる。千野帽子さんは評論を書く一方,短詩形式の創作にも意を砕いている方である。千石教授は,近現代文学の評論,並びに現代アートに関心を向けてきた。
講師 千石英世(せんごく ひでよ)文化学部教授
千野帽子(ちの ぼうし)氏(文筆家)
日時 2015年12月16日(水) 10:45~12:30 
場所 5301教室

第3回 「思想の面白さ」

概要 大河内教授には,「アルバイトの哲学」という題で話していただく。アルバイトはドイツ語で「労働」ということであるが,意外にも哲学的な意味に満ちている。また,宮川教授には,「元気の哲学」と題して,元禄時代に京都の古義堂で儒学の世界に革命を起こした伊藤仁斎が,おどろくようなアクティブラーニングを行っており,その元気の源が何なのかを話していただく。
講師 宮川康子(みやがわ やすこ)文化学部教授
大河内泰樹(おおこうち たいじゅ)一橋大学教授
日時 2015年12月23日(水) 13:15~15:30 
場所 519教室
お問い合わせ先
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