ロシア留学中の髙橋 美音さんがベラルーシのオンラインニュースのインタビューを受けました(8月21日)

2015.08.21

ロシアのプーシキン大学に留学している3年次生の髙橋 美音さんが、寿司に関してベラルーシのオンラインニュースのインタビューを受けました。
その内容がベラルーシのホームページに掲載されています。

高橋さんにホームページの記事の内容を日本語に要約してもらいました。

ベラルーシインターネットニュースサイト「Onliner」掲載記事の日本語要約

ロシア語専修3回生 髙橋 美音

グローバル化が進む世の中、ベラルーシの食もその影響を受け、今日ではハンバーガーやピザをはじめ日本の寿司がベラルーシ人にとっても身近な食べ物となりました。ベラルーシでは寿司がスーパーやレストランで購入できるのは勿論、宅配サービスまであります。

そんなベラルーシの寿司ですが、約1万キロ離れた文化も土地も違うベラルーシにおいて、それは果たして本当に日本の「寿司」なのでしょうか。

今回ベラルーシのオンラインニュース「Onliner」ではこの疑問を解くため、実際に日本人にベラルーシの寿司を食べてもらい検証することにし、その日本人として私がインタビューを受けました。

インタビューの内容は、順番に4つの会社から宅配で取り寄せた寿司を食べ、日本の寿司との違いやベラルーシについての感想を述べるといったものでした。

どの寿司も日本の寿司とは所々異なるところ、例えばシャリが酢飯ではなく白米であること、ネタが新鮮ではないことがありましたが、内陸国のベラルーシでこれだけ素材をそろえて寿司が作れることに驚きました。

また、ベラルーシ人に合わせてチーズが入っていたり、醤油が薄めてあったりと様々な工夫が施してあることにも気がつきました。これらは日本の寿司とはかけ離れたものでしたが、他国の文化を受け入れ、自分たちのスタイルに合わせ、自分好みにして生活に取り入れることもまた新しい価値が生まれて面白いと思いました。そのひとつとして、記事最後の写真にある甘いお寿司こと「寿司型のクレープ」は、日本の寿司のスタイルをもとにベラルーシ人がつくった新しいデザートです。

ベラルーシと日本は遠く離れていることもあり、あまり両国民にとって馴染みのない国ですが、これからこの寿司のように相手国の文化にも対応しながら身近な存在になれたらと考えています。

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