新しい視点で、社会をつくる

「地方の時代」「地域活性化」が叫ばれ何年も経ちますが、いまだ十分に果たされないのは、人の意識が変わらないから。「都市か田舎か」という二者択一ではまだ「画一化」の枠から抜け出せていません。観光資源・農業・食・環境など、さまざまな姿に目を向ければ、ひとつとして同じ地域はありません、魅力も強みも、可能性も千差万別です。
地域社会学を学ぶ学生は、こうした自由自在な視点を身につけながら、観光・農業・食・環境はもちろん経済・政治・歴史など、「総合学」ともいえるほどさまざまな学問領域を修めます。こうした一人ひとりが世に出ることで、さまざまな地域が個性を取り戻します。そして日本全体も、多様な文化や強みを数多く備えた、豊かな国に育つのです。

地域社会学の3つのアクション

「強みはこれだ」「何にもないよ」 といった思い込みから脱却せよ。

廃墟が人気スポットになることも。 多様な観点から物事を眺めるための幅広い 知性、人の心理への洞察力が重要です。

現地の人たちに溶け込もう。 外部の視点も大事にしよう。

掘り起こすべき強みや資源は、教科書には 載っていません。現地で語り、外部の視点も 生かしながら「見つける」のです。

見つけた強みを育てよう。 発信しよう。

強みは、何かと掛け合わせることで魅力を 増すことも。アイデアや仕組みを創造し、 人を巻き込んでいきます。

「都会で大手」が就職の決め手。
東京をナンバーワンとするピラミッド型
社会のなか、「上をめざすなら都会へ」
という考え方が主流。
「ここにしかない」が就職の決め手。
地域の一つひとつにオンリーワンが。
魅力の感じ方も人それぞれ。
自分だけの人生を、選んだ地域で。
こうしておくれ、の街おこし。
トップダウン型社会は、
実は地域の中でも同様に。
「上が」が旗振り、みんなががんばる。
「都会で大手」が就職の決め手。
みんながフラットなボトムアップ型社会。
沸き上がった声に、みんなで共感。
みんなで盛り上げ。
みんなで東京へ行くんじゃ!
観光も進学も東京へ。
だって、いいものは東京に
集まってるんだもん。
みんなを東京から来させるんじゃ!
各地の魅力を発信すれば、
観光も進学も
各地が人気のエリアに。

  • 地域を観光という視点で見つめ、街おこしを企画し、みんなで取り組む
  • 地産地消の次のあり方を考え、産業の再構築、自給率の向上に寄与する
  • 地域の人を巻き込み、草の根から地域を動かす
  • 世界と地域をむすぶ観光企業へ
  • 地域に根付くNPOへ
  • 街を設計する地域プランナーへ
  • 地域の活性化を支える起業家へ

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