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若い世代演歌

プロの演歌歌手として
若い世代に想いを届ける

  • 経済学部 1年次
    惠谷 柾志さん

2017年10月に演歌歌手としてプロデビューを果たした惠谷さん。小学校2年生から演歌を歌い始め、数々の歌謡祭に出場し、今はプロとしての道を歩んでいる。演歌の魅力は日本語との相性が良く、ほかの音楽のジャンルよりも情景や感情を豊かに表現できることと語る彼は、若い世代にも演歌が普及することを目指して活動を続けている。

演歌歌手としてデビューするまでの経緯を教えてください。

惠谷 柾志さん
惠谷さん:もともとのきっかけは祖母です。私が小学校2年生の頃に、カラオケ教室に通っている祖母の歌を真似し始め、その後カラオケ教室についていって歌うようになり、気づけば演歌が好きになっていました。人前で歌うことも好きで、小学生の頃から月に3回くらいは京都や全国の歌謡祭に出演していたと思います。50代〜60代のベテランの方々もたくさん参加していたので勝つことは難しかったですが、敢闘賞や特別賞などを受賞したことがあります。プロデビューを本気で考えたのは、高校に入学してからでした。歌謡祭の主催の方にプロを目指していることを伝えると、レコード会社の社長を紹介していただくことができました。社長にお会いするとすぐに所属が決まり、作曲家の先生を紹介していただき、曲を作っていただきとトントン拍子で話が進んでいきました。その後は作曲家の先生のもとでレッスンを受け、2017年10月に「セブンティーン・ブギ」でプロデビュー。今はカラオケが設置されている飲食店などを中心に、月に5回程ライブをさせていただいています。

ずばり、演歌の魅力は何ですか?

惠谷さん:やはり、日本語の音やリズムになじむ曲調ではないでしょうか。私はロックやJ-POPも好きでよく聴いたり歌ったりするのですが、一人の歌い手として歌詞の情景を表現したり、歌に感情を込めたりしやすいのは、演歌が一番だと感じています。同世代の皆さんは、なかなか演歌を聴く機会がないとは思いますが、私が歌うのは氷川きよしさんのようなアップテンポの演歌です。若い方にもぜひ一度聴いていただきたいと思います。今後はTVや雑誌などのメディアにも取り上げていただきながら、より多くの方々に自分の歌を届けることを目標に考えています。作詞にも挑戦しているので、同世代の皆さんにも共感される演歌を発信していきたいです。

※掲載内容は取材当時のものです。

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