017
ラクロス社会の希望

ラクロス世界一を目指す姿が社会を元気にし、希望を与える

  • プロラクロス選手・本学広報大使
    山田 幸代さん

「人と人をむすぶ場を創りたい」—プロラクロス選手であり、本学広報大使である山田さんの夢は変わらない。プレーする海外での経験の中で得たものを京都産業大学に関わる学生や卒業生に伝えていくことで、それぞれが何かをうみだす刺激になればと、積極的に活動している。選手としての目標は世界選手権での金メダル。この1年は自身の成長のためリーグを移籍し新天地で挑戦を重ねながら、厳しい選考を乗り越え、見事強豪オーストラリア代表の座を射止めた。常に目標に向かい走り続ける姿が、見る人々に勇気を与え、立ち止まっている者の背中を押す。ラクロスというスポーツを通して、大学と地域、日本と世界、さまざまな人と人をむすびつけ、社会を元気にする力をうみだしている。

山田さんにとって、この1年の“挑戦”はどのようなものでしたか?

2016年の3月から、ビクトリア州のチームに移籍したことですね。これまで南オーストラリア州で8年間プレーをしてきて、リーグ優勝を経験したり、キャプテンを任せていただいたり、得たものはとても多かったですし、成長もさせていただきました。しかし今後自分がさらに成長していくための目標は、オーストラリア代表に選ばれること。そのために必要なことは何だろうと考え、新しいリーグへの挑戦を決めました。チームを移籍してからは、日々の練習の中からも刺激を受けました。移籍先には男女チームがあり、男子選手と混ざって練習をするのも新しい経験。世界で活躍する選手のスピードやタフさを感じながらの練習は学びと発見の連続でしたね。

新天地での生活はいかがでしたか?

これまでもたくさんの選手たちと戦ってきましたし、結果も出してきましたが、新天地に来てからはまた一から築き上げないといけない、という思いがありました。初めてオーストラリアに来た時と同じ感覚ですね。結果を出すことによって、認めてもらえるよう励みました。環境の違いもあって、普段の生活であったり、心を落ち着かせる場所であったり、新しい地になじんでいくのも大変でしたね。以前に比べると英語も話せますし、一度経験しているというのもあって、溶け込むのは早かったですが。チームメイトから助言をもらいながら、結果を出すことを念頭に置き自分の生活やプレーの環境を整えていきました。

オーストラリア代表選出まで、8年間の挑戦についてはいかがでしたか?

今年の短期目標として、今のビクトリア州で結果を出すということを一つ掲げていました。そのうえで、オーストラリア代表に選ばれることを中期目標、最終的には世界選手権で金メダルを獲ることを長期目標として設定。2016年の6月から始まった代表選考のためのトライアウトでは、一度でも選考に漏れれば代表への道が途絶えるというプレッシャーもありました。当初100人ほどいた選手が12月初旬で26人にまで絞られ、最終はアメリカに場所を移してのトライアウトをもって代表18人が決まります。泣いても笑っても最後のチャレンジになると自分を奮い立たせて臨みました。プレー中と普段の生活のオン・オフの切り替えを意識したことで集中して取り組むことができたと思います。

★2016年12月末に最終選考を終え、見事2017年世界選手権オーストラリア代表のメンバーに選出されました!
代表決定を受けての山田さんのコメントは、公式ブログに掲載されておりますので、こちらもぜひご覧ください。

昨年から変わったところはありますか?また今後の目標をお聞かせください。

環境は大きく変化しましたし、それに合わせて体調のコントロールの仕方やマインドセットの方法は変わりましたが、大きな目標として日本でラクロスを広めたいという思いはラクロスを始めたころから変わりません。子どもたちにもラクロスの楽しさを知ってもらって、憧れてもらえるようなメジャーなスポーツにしていきたい。そのために、世界のフィールドで戦い、自分自身が力をつけて、いずれは日本に帰ってきて監督として、日本のラクロスを引っ張っていける存在になりたいと思っています。

京都産業大学の卒業生として、神山STYLE広報大使として、今後むすびたいコトやモノはありますか?

広報大使として京都産業大学の学生たちを見てきて、みなさんとても活発で積極的だと実感しています。みなさんの活躍を耳にすることで、私ももっともっと頑張ろうと力をもらえるので、ラクロス部の後輩をはじめ、学生たちの声を聞くというのは普段から意識して行っています。私も恩返しできるようみなさんからの応援を力に、結果を出せるように頑張っています。さらに、大学が目指すことに対して、自分自身がどう関わり何ができるかというのは常に考えていますね。大学の積極性に私の積極性をかけ合わせて、フュージョンしていきたいと思っています。私自身がこの大学の第1のファンとなって、私の活躍を通して学生や卒業生、これから入学する学生たちに、夢や頑張る力、目指す目標を与えられたら、と。そういう大学を一緒に作っていきたいです。

山田さんにとっての“むすんで、うみだす”とは何ですか?

“むすぶ”ための方法は、人それぞれだと思うんです。まずは、「むすぶ人って何だろう?」というハテナを持ってほしいですね。言われたことや行動することに対して常に疑問と興味を持つことで、それに対する答えを探しに行こうと行動を起こすようになりますし、例えばその答えを見つけたときに、別の答えを持っている人がいたとしたら、その2人の出会いというのはとても重要なんですよね。自分と違う考えを持った人と話をしてみる、違うアイデア同士を組み合わせてみる、などむすぶものは形があるものだけではないと思っています。京都産業大学生だからこそ、さまざまなことに目を向け、むすびつけ合って新しいものをうみだしていってほしいです。
私にとっての“むすぶ人”は、いろんなモノやヒトの中継点となれる人だと思っています。私にはできないことや新しいことをしている人、違うところで生きている人を尊敬して、魅力に感じているので、そういう方々から学んだことを他の人にも伝えていきたい。「これよかったよ」「あ、そういうのもいいね」と、新たな発見や出会いのきっかけになりたいと思っています。この2つがむすびついたら、なにかがうまれるかも!という興味は常に持っていて、最初からダメだと決めつけない。さらに私自身も何か感じるものがないか、学ぶところはないか探しに出かけて、それを自分の中で完結させず発信していくように普段から心掛けています。私のむすんだきっかけで、うまれていくものをみるのがとても好きなんです。きっと今まで、そういうきっかけや出会いの場を京都産業大学の先輩後輩、チームのメンバーたちに与えてもらってきたからだと思いますね。

今一番やりたい“むすんで、うみだす”ことを教えてください。

大学と地域とスポーツの3つをむすんで、何かひとつうみだしたいと思っています。やりたことが見つかったらすぐに紙に書くようにして、自分の中で整理しながら実現へと近づけていきます。その過程で、周りの人に「こんなことしてみたいんだ」という話をして、アドバイスをいただいたり、一緒に動く仲間を見つけたりして形作っている最中です。京都産業大学から地域を、そして日本を元気にできたらいいなと思っています。そのパワーを大学とむすびつきながら発信していきたいですね。

※掲載内容は取材当時のものです。

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