ラグビー部 全国大学選手権第2ステージ初戦(中央大学戦)劇的な大逆転勝利!

 12月8日、名古屋市瑞穂公園ラグビー場でおこなわれた「第50回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」セカンドステージ第1戦中央大学(関東大学リーグ戦2位)戦は、22-28とリードされていた後半ロスタイムに、FB山下楽平選手(経営・4年次)のトライとコンバージョンキックで29-28とし、終了間際に劇的な大逆転勝利をおさめました。

 3年ぶりの全国大会出場となった中央大学戦には、大学からの応援バス参加者も含め、中央大学を上回る卒業生や在学生が応援に駆けつけました。
 試合は、久しぶりに全国大会に出場する緊張からか序盤は動きに硬さが見られ、前半19分に中央大学にトライを許しました。その後は魂のこもったタックルで中央大学の攻撃を防ぎ、前半35分に得たペナルティゴールを山下選手が確実に決めました。しかし、すぐにトライを奪われ、3-14とリードされハーフタイムを迎えました。
 ハーフタイムでは、三原亮太主将(経営・4年次)を中心に、後半の巻き返しに向けて選手同士でコミュニケーションを取り、気合いを入れなおしていました。

 後半開始早々、SO三原主将がトライ。続いて後半14分にSH梁正秋選手(経済・3年次)逆転トライ。さらに後半19分にはWTB森田慎也選手(経営・1年次)が全国デビュー戦となる大学選手権で初トライをあげ、応援席は大いに盛り上がりました。
 しかし、そこから中央大学が関東大学リーグ戦2位の実力を発揮し、後半23分と30分に連続トライを許し22-28と再逆転を許しました。その後、残り時間とも戦いながら勝利を信じ果敢に攻め続けましたが、トライが奪えないままロスタイムに入りました。
 ロスタイムに入ってからもチーム一丸となってゴール前まで攻め込み、最後は山下選手がインゴールに飛び込みトライ。27-28とし、山下選手が最後のコンバージョンキックに臨みました。静寂に包まれたなか、山下選手が蹴ったボールはゴールに吸い込まれ、レフリーの旗が挙がった瞬間、会場に大きな歓声が響き渡りました。
 次戦は7年前に決勝進出をかけて国立競技場で戦った早稲田大学と対戦します。準決勝進出(1月2日国立)に向けて大切な試合になりますので、引き続き応援をおねがいします。

  • 山下選手のコンバージョン

  • 三原主将のトライ

  • 梁選手の逆転トライ

  • 森田選手のトライ

  • 山下選手のトライ

  • 勝利に沸くスタンド

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