イタリア、フィレンツェの「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」への
本学学生の落書きについて(お詫び)

 

 2008年3月9日(日)から17日(月)の9日間、イタリア旅行に出かけていた本学学生3名が、同13日、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂を観光した際に、大聖堂の最上階の柱にサインペンで落書きをしたという事実が昨日(6月25日)判明しました。世界遺産を傷つけられたイタリア国民の皆様、大聖堂を聖なる場所として崇めていらっしゃる信者の皆様、その他関係機関の皆様に対しまして、深くお詫び申し上げます。

 全世界の人々から尊敬される日本人として、全人類の平和と幸福のために寄与する精神をもった人間を育成することを建学の精神に掲げてきた本学にとって、本学学生がこのような心なき振舞いに及んだことは誠に遺憾であり、事態を厳粛に受けとめております。

 当該学生に対しては、厳正な処分、そして教育を実施していくべく現在対応を検討しています。

 自らを厳しく律しつつ、創造性に富み、社会的な義務を怠らずに、国際社会で活躍できる人材の育成に向けて、今回の教訓を活かしつつ、今後とも一層励んでまいる所存です。

2008年6月26日
京都産業大学
学長 坂井東洋男