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平成28年度産学協働教育における「専門人材育成研修会(基礎編)」を開催しました。

10月28日(金)平成28年度産学協働教育における「専門人材育成研修会(基礎編)」が京都むすびわざ館にて開催されました。当日は、関西圏に限らず、中四国、関東からもインターンシップ等産学協働教育プログラムの運営を担う教職員12名の参加がありました。
冒頭、主催の産学協働人材育成コンソーシアム代表松高政より、趣旨説明・開会の挨拶を行った後、参加者が3グループに分かれて、「インターンシップを行う意義とは?大学にとって。企業にとって。学生にとって。」等のテーマに対し、グループワークを行いました。参加者のこれまでの経験や、他の参加者の悩み、現状等を共有し、活発なグループワークが展開されていました。
振り返りの場面では、「インターンシップの本質や確信を考えることができた。」、「専門人材としての心構えや、業務を改めて考えなおす機会となった。」等とのご感想をいただき、盛況の内に終了しました。
次回、12月9日(金)には、「専門人材育成研修会(実践編)」を開催します。ご関心のある方はぜひご参加ください。

  

2016/10/28専門人材育成研修会(基礎編)の開催「専任教職員の参加者募集!」

産学協働教育における「専門人材研修会(基礎編)」を開催します。
これまで、京都産業大学・新潟大学・成城大学・福岡工業大学の4大学では、文部科学省平成24年度「大学間連携共同教育推進事業-産学協働教育による主体的学修の確立と中核的・中堅職業人の育成-」採択以降、4大学のこれまで培ってきた産学協働教育に関する知見・実績を共有、融合させることで、我が国に適応した産学協働教育の質的向上を努めて参りました。
その成果の一つとして、産学協働教育における「専門人材研修会」のプログラムを構築しました。
このたび、他大学からご参加の教職員(専任)様にその蓄積したノウハウを共有し、さらに実践的な教育現場においての専門人材育成につなげていきます。

【産学協働教育における専門人材の必要性】

現在、文部科学省「インターンシップの推進等に関する調査研究協力者会議」においても、インターンシップを中心とする産学協働教育に関わる専門人材の重要性が議論されています。
海外には産学協働教育に携わる専門人材が存在しますが、我が国には、このような専門人材は、ほぼ存在していません。その結果、産学協働教育プログラムが、十分な教育効果を発揮できない一因となっています。
この問題を解消するためには、教育効果の高いプログラムを運営できる専門人材が急務となっています。

平成28年度「専門人材研修会(基礎編)」

開催日時

平成28年10月28日(金)13:00~17:00

場所

京都産業大学 むすびわざ館 3階3A教室
https://www.kyoto-su.ac.jp/facilities/musubiwaza/access.html
※神山キャンパスとは異なります。

対象

大学教職員(専任)
<参加条件>
これまで、インターンシップ等の産学連携教育プログラムを担当していた方、または、将来的に専門人材として活躍が期待される専任教職員。

プログラム

<特徴>
大学の外部人材(NPO職員、キャリアコンサルタント等)を対象とした研修は既に散見されます。学生と企業とのマッチングに主眼を置いているケースも多いようです。
本研修は、大学の外部人材ではなく、大学の内部人材(教職員)を対象としていることが大きな特徴です。教育プログラムとして、教育効果の高い実施運営を目指すのであれば、それを担う大学教職員の専門性を高めることは不可欠です。本研修では、その点を主たる狙いとしています。

<内容>
「専門人材育成研修会」は「基礎編」と「実践編」から構成されています。
今回の研修会は「基礎編」として、大学教育におけるインターンシップの意義、教育効果の高いインターンシップの設計と実施、専門人材の役割と機能等について、ワークショップを中心に基本的な理解を目指します。

<研修のゴール>

  • 大学教育におけるインターンシップ推進の意義や背景について理解し、説明できる。
  • 教育的効果の高いインターンシップおよびその実現のためのポイントについて理解し、所属する大学で実施しているインターンシップに反映することができる。
  • 参加者自身の専門人材(インターンシップという業務に携わる人材)としての働き方や、組織の在り方について、よりよくするための示唆を得、自身の業務に反映することができる。

講師

  • 松高 政  京都産業大学 経営学部准教授/産学協働人材育成コンソーシアム 代表
  • 番野 智行 株式会社番野企画事務所 代表取締役
<講師略歴>
松高 政 氏
教育サービス系企業において、大学におけるキャリア教育に関する調査研究、企画開発に携わり、2007年4月より現職。現在の研究テーマは、学校から職業への移行、若年層のキャリア形成・職業能力開発、産学協働教育。京都産業大学においてキャリア形成支援科目を中心的に担うとともに、産学協働教育のプログラム化・推進を図っている。
経済産業省「教育的効果の高いインターンシップの普及に関する調査委員会」委員(平成24年4月~平成26年3月)。
現在、文部科学省「インターンシップの推進等に関する調査研究協力者会議」委員。
番野 智行 氏
大学卒業後、NPO法人ETIC.にて、大学生を対象とした長期実践型イン ターンシップの普及に取り組む。
その後、コンサルティング会社勤務を経て平成22年に独立。大学や企業、NPO等を対象に、人材育成プログラムの開発・運用支援ほかコンサルティング業務に従事する。
平成24年には、経済産業省「産学連携によるインターンシップのあり方による調査」(NPO法人ETIC.受託)において主任研究員を担当。
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ コーチ(CPCC)。東京大学法学部卒業。

定員

30名(先着順)

参 加 費

無料

申込方法

事前申込制
※以下の問い合わせアドレスより、件名を「10/28専門人材研修会 参加」としてお申込みください。

 

申込期限

10月25日(火)17:00まで

主催

産学協働人材育成コンソーシアム /project/jcen/

 

問い合わせ

E-mail:career-daigakukan-renkei@star.kyoto-su.ac.jp
TEL:075-705-3184 担当:富山、塚本、山本

その他

12月9日(金)13:00~17:00に、「専門人材研修会(実践編)」を開催します。
※基礎編で習得した内容をベースにプログラム内容を設定します。できる限り、基礎編・実践編を連続して受講ください。

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