活動報告
- 2016/02/23
産学協働人材育成コンソーシアム設立記念フォーラム
「産学協働による人材育成の新たな始動」を開催しました。2月12日(金)本事業において設立しました、「産学協働人材育成コンソーシアム」の設立記念フォーラムを約130名の方々のご参加を迎え、開催致しました。フォーラムは、本補助事業の代表校である京都産業大学副学長、大和隆介の挨拶より、開会いたしました。経済産業省大臣官房参事官(経済産業政策局担当)兼産業人材政策室の伊藤禎則室長、文部科学省高等教育局専門教育課の関百合子企画官、株式会社日本経済新聞社人材教育事業局教育コンテンツ部担当部の濱田 博紀部長より、コンソーシアム設立へのご祝辞を頂戴した後、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) チェアマンの村井満氏、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授の高橋 俊介氏による記念対談へ移りました。
記念対談では、人材育成における問題や、これに対応する方策としての産学協働教育の可能性に加え、課題として、「小手先の職業スキルではなく、答えのない問題に取り組む力の育成」が必要であり、「生きた勉強でならないといけない」「ゼミなどでの知的作業もあわせて必要である」といった観点の指摘も頂戴いたしました。
対談の後は、本補助事業の推進責任者であり、かつ本コンソーシアムの代表を務める松高(京都産業大学経営学部准教授)より、設立したコンソーシアムの事業目的・内容等をご紹介いたしました。この後、「本気で若者を育てようとしているのか-高校から企業まで、総論ではなく実践へ-」をテーマに、産学協働に期待されることや課題などについてパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは、「産学の関係者での明確な目的・目標の設定と共有や地域連携の重要性」、「学生と企業、大学をつなげる人材の必要性」といった内容について、各パネリストから、ご経験と具体的事例を含めながら述べられ、参加者の興味・関心を惹きました。
今後も、記念対談及びパネルディスカッションの内容、参加者より頂戴しましたご意見を参考に、コンソーシアムの設立目的を果たしていけるよう、研究会等を開催して参ります。ぜひご参加ください。
開催報告はこちら 【報告書】産学協働人材育成コンソーシアム設立記念フォーラム開催報告
実施概要
日時 平成28年2月12日(金) 13:00-17:00 場所 実践女子大学 渋谷キャンパス
http://www.jissen.ac.jp/access_guide/index.html参加費 無料 主催 産学協働人材育成コンソーシアム 開会挨拶
大和 隆介
京都産業大学 副学長・コーオプ教育研究開発センター長
産学協働人材育成コンソーシアム運営協議会委員長来賓祝辞
伊藤 禎則氏 経済産業省大臣官房参事官(経済産業政策局担当)兼産業人材政策室長
関 百合子氏 文部科学省高等教育局専門教育課企画官
濱田 博紀氏 株式会社日本経済新聞社人材教育事業局教育コンテンツ部担当部長
(篠原 昇司氏 株式会社日本経済新聞社執行役員人材教育事業担当代理)記念対談:「目覚めよ、若者!! -これまでの人材育成では通用しない-」
村井 満 氏 公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) チェアマン
高橋 俊介氏 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授コンソーシアム説明:「産学協働人材育成コンソーシアム」設立の背景と今後の活動
松高 政
京都産業大学経営学部准教授・本事業推進責任者
産学協働人材育成コンソーシアム代表パネルディスカッション:
本気で若者を育てようとしているのか-高校から企業まで、総論ではなく実践へ-
パネリスト
池田 啓実氏 高知大学地域協働学部教授
大川 哲郎氏 株式会社大川印刷代表取締役社長
武田 雅子氏 株式会社クレディセゾン取締役
豊田 義博氏 リクルートワークス研究所主幹研究員
山下 陽子氏 岡山県立倉敷南高等学校校長モデレーター
原 正紀氏 株式会社クオリティ・オブ・ライフ代表取締役
閉会挨拶
深澤 晶久
実践女子大学大学教育研究センター特任教授
産学協働人材育成コンソーシアム メンバー情報交換会 17:30~ 会場:実践女子大学カフェテリア
【お問い合わせ】京都産業大学コーオプ教育研究開発センター
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
TEL.075-705-3184 Fax.075-705-1939
E-mail:ckc-uketsuke@star.kyoto-su.ac.jp