News 西日本ラクロスクラブリーグ戦に『alfa(アルファ)』が出場



 7月20日、大阪市鶴見緑地球技場において、西日本ラクロスクラブリーグ戦が開催され、山田幸代さんが中心となって今年立ち上げた新チーム『alfa(アルファ)』が試合を行いました。この試合がチーム設立の初戦となる大切な一戦でしたが、後半に逆転し、見事10-8で勝利をおさめました。また、この試合には、本学卒業生や在学生が応援にかけつけ、山田さんに声援を送りました。

 大切なチーム初戦のためにオーストラリアから緊急帰国し臨んだ一戦。長時間の移動と気温差による体調が心配されたが、試合前からチームを引っ張り元気な姿を見せてくれました。
 試合は、新チームの緊張からか開始早々に失点し追いかける展開となったが、3分に山田さんがゴール裏から1対1を仕掛けてシュートを決め同点に追いつくと、5分にもシュートを決め逆転に成功しました。その後、反則やミスにより連続3失点し2-4と苦しい時間が続きましたが、23分に山田さんのミドルシュートで得点し、前半を3-5で折り返しました。

 10分間のハーフタイムでは山田さんから「ルーズボールに対して躊躇せず、積極的にボールを奪いに行こう!それをやらないとこの試合勝てないぞ!!」とチームに喝を入れる姿も見られましたが、選手たちの表情を見るとやるべき役割が明確になり、勝利に向かって一つにまとまったように感じられました。

 後半、山田さん自身がドロー(試合開始時にボールを奪い合うポジション)を行い、試合の流れが一変しルーズボールの獲得率があがり、開始1分と3分に連続得点し同点に追いつくと、6分には本学卒業生の上田果奈さん(2013年文化卒)のフリーシュートが決まり逆転に成功しました。
 ここで相手チームがタイムアウトを取り流れが変わると8分、10分、12分に3連続失点し6-8と引き離されました。それでもルーズボールの獲得率で優位に立つalfa(アルファ)は、16分、18分に得点し同点に追いつくと、20分には山田さんがドロー後のフリーボールを奪うとそのままゴール前まで持ち込み、この試合4点目となるゴールを奪い流れを引き寄せました。その後も1点追加したalfa(アルファ)が10-8で勝利し、苦しみながらも初戦を勝利で飾りました。

 試合後、山田さんは「チーム初戦でみんな緊張している中、試合の中で修正できたのはとてもよかった」と笑顔で語ってくれました。また、「真冬のオーストラリアから真夏の日本に来て体調管理が難しかったうえ、チーム練習が不足していたのが心配だったが、なんとか勝つことができてよかった」とほっとした表情を浮かべていました。

 山田さんは24日に日本を立ち、リーグ戦に出場するためオーストラリアに戻ります。
 これからも応援をよろしくお願いします!!