書名・責任表示西行法師繪物語
出版・頒布事項[製作地不明] : [製作者不明] , [江戸初期]
注記書名は外箱による
古書店目録の書名: 奈良絵本西行物語
國書總目録(補訂版)の書名: 西行物語
4軸2箱(二重漆箱)入:1-2の巻: 乾、3-4の巻: 坤
紙本極彩色全55図
虫損あり(裏打ち補修あり)
形態事項 4軸 ; 34cm
1の巻 18m79cm
2の巻 21m4cm
3の巻 21m92cm
4の巻 19m33cm

解 説

『西行物語』は、武士であり、歌人であり、僧侶であった西行について、『新古今和歌集』などにある歌や、虚実混交のエピソードを集め、その生涯を表したものである。『西行一生涯草紙』をはじめとした多種多様な絵本・写本・刊本が伝えられている。これらは千野香織氏以来の分類では、全体の分量が最も多く出家後の西行がすぐに吉野・熊野へ旅立つ「広本系」、出家後すぐに伊勢へ行く「略本系」、江戸時代に大量の写しが出回ることになった「采女本系」の3系統に分けられている。

 

参考資料:『日本の美術,no.416;絵巻西行物語絵』
『京都大学蔵むろまちものがたり11』
『國書總目録(補訂版)第3巻』

西行法師繪物語 一の巻 巻姿
一の巻
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西行法師繪物語 二の巻 巻姿
二の巻
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西行法師繪物語 三の巻 巻姿
三の巻
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西行法師繪物語 四の巻 巻姿
四の巻
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