賀茂競馬図巻 1巻
星野蝉水筆 金銀泥彩色画
32×1125 (32×1149)
上加茂神社で毎年行われる競馬の神事を描いた絵巻で、加茂の競馬が整然と、しかも忠実に描かれている。 左右に分かれた乗尻が境内の馬場で競争するもので、平安時代に始められたといわれる。 筆者の星野蝉水(1854〜1902)は名を眞直といい、加茂県主直兄の息子。谷文兆や丸山応挙に絵を学んだといわれる。