賀茂葵祭行装ノ図 2巻
作者 星野蝉水筆 金銀泥彩色画
サイズ 上32×955.8、下32×983.4(25×762) (25×1040)
明治に復興した賀茂祭行列の姿を伝える三井家伝来の絵巻。桐箱の表書きによると、梨本宮家令の西尾為忠が前文を書いており、明治23年に17年(1884)復興以後の路頭の儀の行列を描かせたことがわかる。現在の行列の前例となる意味でも、明治17年復興時の賀茂祭行列が描かれることの意味は大きかったと思われる。下巻巻末に「蝉水賀茂真直」とあり、星野蝉水(1834〜1902)が描いたことがわかる。