ドイツ・ケルン大学

外国語学部 ドイツ語学科 川上桃梨さん

留学種別:短期語学実習
留学先:ドイツ・ケルン大学
留学時の学年:1年次
留学期間:2011年2月〜3月
出身高校:兵庫県立猪名川高等学校

 今、ドイツ語学科の授業で教科書を使い学んでいるドイツ語は、現地に行くまではただ暗記したり、細かい文法にとらわれたり、機械的な「勉強」でした。しかし、現地に行ってみて、机上で学んでいた言葉が実際に使われていて、それを話さないと生活できない状況に置かれ、すごく身近なものに感じました。授業で学んだ文章がそのまま日常に登場して、感動する場面が何度もありました。
 スーパーで買い物をする、電車に乗って街へ出る、といったごく普通の生活をしているだけで、たくさんの単語をすんなり覚えられました。

 ドイツ語が片言しか話せないとなると、現地の人は英語で対応してくれようとします。その時「日常会話程度の英語は完璧に話せて当然なんだ」と実感し、更なる英語学習の必要性を感じました。ケルン大学での授業では、学生が全員ドイツ人以外の外国人なので、友達との会話は英語でした。友達同士で英語でドイツ語を教えあったりして、英語もドイツ語もスキルアップにつながりました。引率の先生がいないので、ドイツ語の路線図などを見て自分達の力だけで行動します。自分でやらざるを得ない状況にいるので、頑張ってチャレンジする行動力がつきました。

 日本人と外国人の思考の違いを目の当たりにし、カルチャーショックを受けました。日本人はあまり自分の意思を主張しませんが、それは外国では良いことではないということに気づかされました。嫌なことはNOと言えるようになるのは大変ですが、外国ではそれが言えて当たり前だったので、自分の意思を人に伝えられるようになろうと思いました。

 大学でさらにより深くドイツ語を学び、また語学以外の知識も蓄え、今回体験してきた「外国」に対応出来るように、限られた大学生活を送りたいです。


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