ドイツ・グライフスヴァルト大学

外国語学部ドイツ語学科 久永 翔さん

留学種別:交換留学
留学先:ドイツ・グライフスヴァルト大学
留学時の学年:4年次
留学期間:2010年3月〜2011年1月
留学アドバイザー:外国語学部 島憲男准教授
出身高校:大阪府立少路高等学校

 留学生活は、思っていた以上に満足したものになりました。
 ドイツで生活するにあたって、何か特別にこうしようと思ったことはなく、いつも通りの自分でやっていこうと思っていました。幸運にも一年通して特にトラブルもなく、また何か問題があれば自分で解決できていったことは今の自分にとってとても大きなことです。なので留学を通して自分自身大きく変わったことはなく、それよりもこれまで自分がやってきたこと、また考えが間違っていなかったと思えます。
 ドイツや夏の旅先で出会った人たちから多くのことを学び、またいろんなものを見て感じて本当にいい経験をしました。その中の何人かの大切な友達はもしかしたらこの一年で得た最も大きな、生涯大事にしたい財産かもしれません。

 帰国した今辛かったなあと思うことは多くはないですが、やはりあります。ただ全てが自分のためになるし、その当時は辛いこととしてとらえてなかったように思われます。
 海外でこうして何ヶ月か生活することは誰もができることではないし、時間も限られています。なので出来るだけ楽しいことだけ味わえばいいと思うし、何事も楽しくなければ続かないと思います。一日一日をしっかり満喫して充実させて、良かったか悪かったか、楽しかったか辛かったかは日本に帰ってきてから考えても遅くはないと思います。ただ目標だけは見失わずにやっていくことを忘れなければ自ずといい方向に向かうのではないでしょうか。
 そして言葉に限らずやってみるということがドイツまたはヨーロッパでは特に大事だと思います。それによって周りの反応が変わったり、受け入れられたりということが多いように感じます。とにかくやってみて失敗すればそこから学び、成功から自信を得ることの繰り返しで言葉は上達していくはずです。それに自分が思ってるほど周りは自分のことを気にしてないし、とにかく自分に集中して自分を一番大切にしていれば留学生活は必ず満足いくものになるはずです。自分を信じ、貫き通して取り組めば必ず大きな成果が得られるだろうし、帰国後きっと何か成長した自分を感じることができるはずです。海外で暮らしていくことに不安を抱く人もいるでしょうが、そんな中で生きてみるのも楽しいものです。


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