アメリカ・カリフォルニア大学リバーサイド校

外国語学部 国際関係学科 川合 麻衣さん

留学種別:派遣留学
留学先:アメリカ・カリフォルニア大学リバーサイド校
留学時の年次:3年次
留学期間:2013年4月〜12月
留学アドバイザー:横山 史生 教授
出身高校:浜松学芸高等学校

 小学生の頃、海外に滞在していた経験から、私は外国に対する興味を昔から抱いていました。そして大学二年生の時、国際関係学科のフィールドリサーチでニュージーランドに約一か月間滞在し、短い間でしたけど多くの発見があり、もっと色んな国を自分の目で見てみたいと思うようになり留学を決意しました。

 現地ではホームステイマザーと二人で生活をしていました。ホームステイマザーは、私がアメリカで多くの経験が出来るようにと、キャンプや動物園、グランドキャニオンなど、いろいろな所へ連れて行ってくれました。また、私の悩み事の相談にも乗ってくれ、時には私の背中を押してくれて、まるで本当のわが子のように接してくれました。留学先で様々な困難に遭遇しましたが、それを乗り越えることが出来たのも、ホームステイマザーの支えがあったからだと思っています。

 私の通っていた語学学校では、最初の六か月は英語、残りの三か月はビジネスについて学んでいました。アメリカへ来る前は、授業中もバンバン発言をし、積極的に授業に参加している自分を想像していたのですが、そう簡単にはいかず、初めの方は間違えることが怖くて授業中に発言することが出来ませんでした。しかしこのことをクラスメイトに相談したところ、「間違いなんて恐れていたら駄目。そんな事よりも自分の気持ちを伝えることが大切。だって言葉に出さなければ相手に何も伝わらないから。」と言われました。実際にその子の話す英語の文法はいつもグチャグチャでしたが、自分の意見をしっかりともっており、間違いなど気にせずいつも積極的に発言していました。それ以来私も勇気を出して発言できるようになり、最終的には人前で自分の意見が言えるようになっただけではなく、私が授業中に面白い発言をすることによって、クラス皆を笑わすことが出来るようにまでなりました。

 私が現地の授業で一番楽しかったのは、自国についてディスカッションをする時間です。この時間では、日本の魅力をたくさん伝えることだけではなく、色んな国の魅力を知ることが出来ました。ディスカッション中には今までの常識が覆されるような発言もあり、自分の知らない世界はまだまだたくさんあるのだと分かり、視野が広がりました。アメリカに行って、色んな国籍の人と共に授業を受け、一度にたくさんの意見を交わすことが出来るのが、語学学校へ通うことのメリットだと改めて感じました。

 アメリカでは、本当にたくさんの発見がありました。アメリカ人の祝日や、交通事情など、本当にいろいろです。特に私はアメリカの食文化に興味があり、暇があればスーパーマーケットに足しげく通っていました。卵一つにしても賞味期限が日本とは違い、とても面白かったです。ぜひ行ってみて下さい。またアメリカでの生活を通じて、自分の新たな長所も見つけることができ、それが自分への自信にもつながったと思います。

 これから留学される方へ
 留学先では、何事にも興味を持って色々なことに挑戦してください。例えそれが自分の苦手としている事であってもです。興味を持って接することによってたくさんのことが見え、学ぶことができます。留学生活、ぜひ楽しんできてください。

  • ホームステイマザーの家族と

  • グランドキャニオンにて

  • クラスメイト

  • オプショナルツアーにて

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