スペイン・アルカラ大学

文化学部国際文化学科 吉田 将和さん

留学種別:夏季短期語学実習
留学先:スペイン・アルカラ大学
留学時の学年:2回生
留学期間:2008年8月
出身高校:愛知県立刈谷北高校出身

留学のきっかけ

 僕は幼い頃からサッカーが大好きで、特にスペインサッカーが大好きでした。それがきっかけで両親にスペイン旅行に連れて行ってもらい、そこで感じたのは、現地の人とコミュニケーションが取りたいということと、スペインについてもっと知りたいということでした。そして充実したこの大学の留学制度を活かしたいと思い応募した結果、留学することができました。

留学生活全般

 初めの一週間は言葉、生活環境、町の雰囲気などに慣れるのが大変でしたが、僕の場合は周りの人のおかげでそこまで苦労はしませんでした。授業はもちろんすべてスペイン語で、与えられた宿題はすべてこなし無欠席だったので、次第に語学力の上達が実感できました。主に朝から夕方までは授業と勉強、夕方からは遊び、そして休日は旅行といった具合にうまく時間を使い、生活することができました。ホームステイ先では、ママがとても親切にしてくれ、料理はおいしく、とても生活しやすい環境でした。
 旅行はマドリッド、トレド、セゴビア、サンタンデール、サンセバスチャンといった有名な観光地へ行き、観光したり泳いだり買い物したりと町によって楽しみ方はさまざまだったが、いずれも日本とは雰囲気が違い、とてもいい時間を過ごしました。
 大学生活を通し、他の外国人留学生とものすごく仲良くなったのがとてもよかったです。一ヶ月間を楽しく過ごせたのは彼らのおかげによるところが非常に大きかったですね。彼らとは大学内で話すだけでなく、夜に広場で一緒に飲んだり、町のお祭りに出かけたり、寮に遊びに行ったり、ディスコで踊ったりと、いろんな思い出があります。そして彼らとたくさんの時間を過ごしたことは、語学力やコミュニケーション能力の上達と、異文化の理解につながりました。
 留学生活を通しての一番の思い出は、ずっと楽しみにしていたサッカー観戦でした。世界最高レベルのサッカーを2試合も現地で見ることができ、スタジアムの雰囲気を生で味わい、現地の人と喜びを分かち合った経験は忘れられない最高のものです。

現在の語学力スコア

スペイン語技能検定5級

これから留学される方へのメッセージ

 留学生活はとても楽しめるものです。しかし言葉が通じなければ、楽しめることも楽しむことができません。ですので、留学を励みに、まずは日本で現地の言葉をできる限り勉強したほうがいいでしょう。そして留学期間中は、とにかく現地の言葉をたくさん使ってください。日本人は間違いを恐れ黙ってしまう傾向がありますが、現地の人は間違いをあまり気にしません。また外国人留学生同士でも言葉を学びに来ている立場は同じなので、どんどん話し、お互い語学力を高め合っていきましょう。そして外国人友達を作ることは、留学生活を楽しむための重要なポイントだと思います。もし向こうで友達をたくさん作りたくさんの時間を過ごせば、それは貴重でかけがえのない経験になるはずです。

 勉強はもちろんですが、しっかり計画を立て旅行や遊びも適度に取り入れて時間をうまく使えば、留学生活はとても有意義になります。

留学したことで学べたこと、得たもの

 日本語以外のことばの大切さを学びました。異なった言語の国々の人が集まり共通の言語を学び、意思を通じあえたことはすばらしいことだと思います。また、たった一ヶ月の間だったが、語学力の上達が実感でき、自分でもある程度会話ができるという自信も得ました。

今後取り組もうとしていること

 今後大学でさらなスペイン語の勉強に励み、もう一度今度は一年間の留学に挑戦したいと考えています。

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