平成26年8月5日（火）、ベトナム社会主義国-ダナン大学と京都産業大学の学術交流協定調印式がダナン大学に於いて挙行された。本学からは、藤岡一郎学長、中谷真憲学長特命補佐（法学部教授）、佐藤洋一郎フューチャーセンター教授、今井一雄本学同窓会長らが、ダナン大学側からは、Tran Van Nam学長、Ho Long Ngoc国際連携部副部長らが、調印式に出席した。

　調印式では、Nam学長と藤岡学長が、協定書にサインを行い、今後、強力な協力関係を築いていくことを約束し、固い握手を交わした。また、調印式の後は、今後の交流について、活発な意見交換が行われた。本学より、京都産業大学では、これまでにも、世界問題研究所が主体となり、日越間における信頼の強化を目指した国際シンポジウムの開催や共同研究に注力してきた経緯を詳しく説明した。さらに、藤岡学長は、この協定締結を機に、日越協力関係の構築、世界平和への貢献のためにも、両大学間の交流をより一層深めていきたいと期待を表明された。

　この協定によりベトナムとの協定校は４校となり、本学の協定校は23ヵ国65大学、1研究所となった。

　※ダナン大学は、1994年、ダナン市内の複数の単科大学等を統合し、国立大学として創立された。海外から留学生の受け入れを積極的に行っており、英語による教育プログラム（学部・大学院レベル）が、充実している。また、日本語学科があり、産学官連携による特徴的な日本語教育に注力していることでも知られている。