ベトナム フエ大学と交流協定を締結

 平成26年8月4日(月)、京都産業大学 藤岡一郎学長、中谷真憲学長特命補佐(法学部教授)、佐藤洋一郎フューチャーセンター教授、今井一雄本学同窓会長らが、ベトナム社会主義国のフエ大学を訪問し、交流協定を締結した。

 フエ大学からは、Truong Quy Tung副学長、Le Van Thuyet 国際教育センター長、Ho Thi To Nga国際連携部副部長らが出席された。

 フエ大学が所在するフエ省、フエ市は、それぞれ京都府、京都市と交流協定を結んでいる関係から、今回の協定締結については、京都府、京都市より全面的な賛同を得ており、調印式当日は、京都府知事、京都市長からのフエ大学長へ宛てた親書が、藤岡学長より手渡された。

 調印式の後、今後の学術交流の進め方、研究協力体制の構築等について、熱心な意見交換が行われた。Truong Quy Tung副学長より、フエ大学は、理学、農学、経済学、教育学、外国語学等、多岐にわたる専門分野のカレッジから構成されており、今後、京都産業大学との間で、幅広い学術研究交流が展開されていくことを期待する旨、述べられた。また、藤岡学長は、京都産業大学では、世界問題研究所、鳥インフルエンザ研究センター等において、日本とベトナムに関わる社会、経済、政治、環境等の問題を取り上げ、研究成果をあげていることに言及し、当面はこれらの分野を中心に、両大学の学術研究交流がより一層促進されることを期待する、と述べた。

  この協定によりベトナムとの協定校は3校となり、本学の協定校は23ヵ国64大学、1研究所となった。

  ※フエ大学の前身は1803年創立の帝国大学で、アジアで最も古い大学の一つとして知られている。京都府とフエ省、京都市とフエ市の間に交流協定があり、官民レベルでの交流が盛んである。

  • 協定書を手にする藤岡学長(左)と
    Truong Quy Tung副学長(右)

  • 調印式後の記念撮影

PAGE TOP