教授 米原 厚憲(ヨネハラ アツノリ)

担当する領域科目名 観測的宇宙論
研究テーマ 重力レンズ天文学
取得学位 京都大学 博士(理学)
研究分野を表すキーワード 重力レンズ現象、クェーサー、太陽系外惑星、宇宙塵
研究室電話番号 非公開
e-mail 非公開

研究の概要

 宇宙には多種多様な天体があり、様々な現象が今も起きています。そして現在、それら天体の正体や、現象の背後にある物理を明らかにするために、理論と観測の両面から研究が進められています。しかし研究対象が非常に遠方であることから、実験室での実験とは大きく異なり、得ることのできるデータが非常に限られているばかりでなく、データを得るための電磁波が微弱であるという問題が常につきまといます。
 そこで、天体の重力によって光の経路が曲げられてしまう重力レンズ現象を利用し、より効率の良い観測提案やデータ解析の手法の開発を行うことを目標として研究を行っています。そのために必要なことであれば、理論・観測など手法を問わず、積極的に取り組んでいます。この重力レンズ現象は、宇宙ほどの大きな規模でしか見ることのできない特殊な現象でありながら、現在では天文学に無くてはならない「観測の道具」としての地位にあります。特に現在は、神山天文台を利用した“ クェーサーの構造とその環境の探索”や“ 太陽系外惑星の検出”を具体的なテーマとして研究を進めています。

過去3か年の主な論文、著書など

  1. T.Anguita, C.Faure, A.Yonehara et al., "Integral field spectroscopy of four lensed quasars:malysis of their neighborhood and evidence for microlensing" Astronomy and Astrophysics, 481, pp.615-627. 2008
  2. A. Yonehara et al., "Origin of chromatic features in multiple quasars. Variability,dust, or microlensing", Astronomy and Astrophysics, 478 pp.95-109, 2008
  3. I.Shimizu, M.Umemura, A.Yonehara "Large-scale structure of short-lived Lyman α emitters" Monthly Notices of the Royal Ostronomical Society, 380, pp. L49-L53, 2007
  4. K.Yahata, A.Yonehara, Y.Suto et al., "The Effect of FIR Emission from SDSS Galaxies on the SPD Galactic Extinction Map" Publication of the Astronomical Society of Japan, 59, pp.205-219, 2007

過去3か年の教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

  1. 米原厚憲、長尾透、Sluse Dominique “近赤外線三次元分光による狭輝線放射領域のサイズ測定” 日本天文学会2012年秋季年会(2012年9月)
  2. 米原厚憲 “マイクロレンズ現象のタイムスケール分布と球状星団との相関” 日本天文学会2011年秋季年会(2011年9月)
  3. 米原厚憲、長尾透、Sluse Dominique “重力レンズ現象を利用して得られたクェーサーの光度と狭輝線放射領域の関係”日本天文学会2010年秋季年会(2010年9月)
  4. 米原厚憲,Cassan Arnaud "Caustic Crossing Event 時の増光に対する近似とその精度について" 日本天文学会2010 年春季年会(2010年3月)
  5. A.Yonehara, M.Isogai "Kohyama Observatory and Microlensing" 14th Workshop on Gravitational Microlensing(2010年1月)
  6. 米原厚憲他“ 遠方クェーサーの狭輝線領域のサイズ測定”日本天文学会2009年秋季年会(2009年9月)
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