准教授 内田 和之(ウチダ カズユキ)

担当する領域科目名 計算物質科学
研究テーマ 計算物質科学、ナノサイエンス
取得学位 東京大学 博士(理学)
研究分野を表すキーワード 物性物理学、第一原理計算
研究室電話番号 非公開
e-mail 非公開

研究の概要

 学部2年生の皆さんは、授業で「量子力学」や「統計力学」を学び始めていることでしょう。両者を用いて物質の性質を理解しようとする試みを「固体物理学」と呼びます。固体物理の華々しい成果である“バンド構造”や“フォノン”などの概念にも、3年生の皆さんは慣れ親しみ始めている頃ではないでしょうか。
 我々の研究室では、固体物理学と電子構造の理論、計算機(コンピュータ・プログラミングや超並列計算)を駆使することにより、現代的な物質科学の研究(「第一原理計算」)を行っています。
 物質の表面や界面・新奇物質などのナノ構造が、原子の種類と配置の違いを反映して多種多様な性質や、思いもかけない機能を生み出すメカニズムを明らかにし、同時にその多様性の中から普遍的な物理法則を見いだす研究に、一緒に取り組んでみませんか?

過去3か年の主な論文、著書など

  1. Y. Sugihara, K. Uchida, and A. Oshiyama, “Electron and Hole Confinement in Hetero-Crystalline SiC Superlattice”, J. Phys. Soc. Jpn. 84, 084709 (2015).
  2. A. Oshiyama, J.-I. Iwata, K.Uchida, Y,-I. Matsushita, “Large-scale real-space density-functional calculations: Moire-induced electron localization in graphene”, J. Appl. Phys. 117, 112811 (2015).
  3. K. Uchida, S. Furuya, J.-I. Iwata, A. Oshiyama, “Atomic Corrugation and Electron Localization due to Moire Patterns in Twisted Bilayer Graphenes layers”, Phys. Rev. B 90, 155451 (2014).
  4. K. Uchida, Z. Guo, J.-I. Iwata, and A. Oshiyama, “Large-scale Elecronic Structure Calculations in the Real-Space Scheme: Bilayer graphene and Silicene”, MRS Online Proceedings Library, Vol 1595 (2013).
  5. K. Uchida and A. Oshiyama, “Identification of metallic phases of In atomic layers on Si (111) surfaces”, Phys. Rev. B 87, 165433 (2013).

過去3か年の教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

招待講演

  1. K. Uchida, “Ultra-Large Scale Density-Functional Calculations for Twisted Bilayer Graphene”, Invited talk, ASIAN-17, Yonsei University, Seoul, Korea, (Nov. 2014).
  2. 内田和之、”2層グラフェン系の電子構造”、シンポジウム講演、日本物理学会、広島大学、2013年3月

国際会議発表

  1. K. Uchida and A. Oshiyama, “New Identification of In/Si(111) Surfaces by First-Principles Calculations”, Hayashi Conference, Hayama, Japan, (Jul. 2013).

国内学会発表

  1. 内田和之、岩田潤一、押山淳、”原子膜物質の積層モアレパターンと原子構造・電子構造の第一原理的研究”、日本物理学会、中部大学、2014年9月
  2. 内田和之、岩田潤一、押山淳、”ねじれ積層した2層グラフェンの超大規模な第一原理計算”、フラーレン・ナノチューブ学会、名古屋大学、2014年9月

国内研究会

  1. 内田和之、岩田潤一、押山淳、”ねじれ積層した2層グラフェンの大規模DFT計算”、新学術領域「コンピューティクス」平成26年度研究会、東京大学、2014年3月
  2. 内田和之、岩田潤一、押山淳、”twisted bilayer grapheneのモワレ模様と原子、電子構造の相関を調べる超大規模第一原理電子状態計算による研究”、第7回物性科学領域横断研究会、東京大学、2013年12月
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