教授 益川 敏英(マスカワ トシヒデ)

担当する領域科目名 素粒子論
研究テーマ 量子重力理論並びに時空理論
取得学位 名古屋大学 理学博士
研究分野を表すキーワード 素粒子論、場の理論、ゲージ理論
研究室電話番号 非公開
e-mail 非公開

研究の概要

 1970年代に素粒子に働く四つの力のうち、電磁相互作用、弱い相互作用強い相互作用と強い相互作用がgauge理論で記述出来ることがわかり、それらは実験的にも良く検証さ れた。CP 対称性の破れと呼ばれる現象も益川と小林氏で共同提案された六元quark 理論で細部まで良く説明出来ることが2002 年に確かめられた。残された課題は超対称性粒子の存在であろう。此も時間の問題で実験的に確かめられよう。
 残された課題は量子重力の問題である。これに対するアプローチもstring理論など有力な理論が提案され世界中の素粒子研究者が完成を争っている。かつてNewton 力学がミクロの世界や光速に近い速度で運動するものには適用出来ず、量子力学や相対論の要請を満した理論に置き換わっていったように、私は量子重力をミクロの世界の時空の問題と捉え、この世界の要請を満す時空の概念の再構築を考えている。口で言うほど易しい問題とは考えていないが、今迄に或る程度世間から評価して貰える仕事も出来たので、少々時流と違うアプローチを試みてみるのも悪くないと考えている。

過去3か年の主な論文、著書など

出版

今をどう生きる 科学・震災・核・被曝を語る(沢田昭二共著、旬報社、2016年)
僕はこうして科学者になった 益川敏英自伝(文藝春秋、2016年)
科学者は戦争で何をしたか(集英社、2015年)
ノーベル物理学者が教える「自分力」の磨き方(ブックマン社、2014年)
益川博士のロマンあふれる特別授業〜子どもたちに、伝えておきたいこと〜(朝日学生新聞社、2012年)
素粒子はおもしろい(岩波ジュニア新書、2011年)
「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子(山中伸弥共著、文藝春秋、2011年)

過去3か年の教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)】

  1. 第2回大学評価学会開会挨拶(05年3月)
  2. 大学評価学会設立大会学会代表挨拶(05年2月)
  3. 「アインシュタインの天才を思う」(岩波・科学vol 75 No 2, 2005)
  4. 「自著を語る」京産大Lib. vol 31, No 2(04. 10. 15)

特記事項

 名古屋市立向陽高校、名古屋大学卒業

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