教授 九後 太一(クゴ タイチ)

担当する領域科目名 素粒子物理学
研究テーマ 素粒子の大統一理論、宇宙項問題、超重力理論の研究
取得学位 京都大学 理学博士
研究分野を表すキーワード 素粒子物理学、場の理論、ゲージ理論、大統一理論、超重力理論
研究室電話番号 非公開
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研究の概要

 1970年代に成立した現在の素粒子の標準理論は、強い相互作用、弱い相互作用、電磁気相互作用という自然界の基本相互作用が全てゲージ理論として記述出来ることを明らかにした。しかし、一方、それらの個々の相互作用が一つの大統一理論に統一されるべき事も同時に強く示唆している。
 この大統一理論や、さらにその向こうの究極理論への試みとしては、超弦理論やその低エネルギー有効理論の超重力理論、さらにそれが示唆する種々な高次元時空模型、ブレーン時空模型、などがある。
 ここでは、これらの種々な試みを検討しながら、新たな統一理論構築の可能性を探る研究、あるいは、そのための場の理論的な技術開発や関連する問題の研究を行う。現在は、特に、「クォーク・レプトンは何故3世代なのか?」「Einstein重力は何故素粒子の場の理論の真空エネルギーを宇宙項として感じていないのか?」という大きな基本問題に取り組もうとしている。また、超重力理論の形式的定式化についても再考する。

過去3か年の主な論文、著書など

  • T. Kugo, R. Yokokura and K. Yoshioka, “Superspace Gauge Fixing in Yang-Mills Matter Coupled Conformal Supergravity”, Prog. Theor. Exp. Phys. 2016 (2016) 093B03, [DOI: 10.1093/ptep/ptw119]
  • T. Kugo, R. Yokokura and K. Yoshioka, “Component versus Superspace Approaches to D=4, N=1 Conformal Supergravity”, Prog. Theor. Exp. Phys. 2016 (2016) 073B07, [DOI: 10.1093/ptep/ptw090].
  • T. Kugo, “Complex Group Gauge Theory”, JPS Conf. Proc. 7 (2015) 010003.

過去3か年の教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

  • 九後汰一郎, “宇宙定数問題の本質とスケール不変性", 日本物理学会 第73回(2018年)年次大会, 東京理科大, 2018年3月22日
  • 九後太一, 「Spontaneous Supersymmetry Breaking, Negative Metric and Vacuum Energy」,日大理工・益川塾連携素粒子物理学シンポジウム、キャンパスプラザ京都, 2016年10月15--16日.
  • 九後汰一郎, 横倉諒, 吉岡興一, “D=4, N=1 共形超重力理論における成分形式と超場形式の一般的対応”, 日本物理学会2015年秋季大会、大阪市大、2015年9月28日
  • T. Kugo, “Towards the Cosmological Constant Problem”, International Conference on “Aspects of Gauge and String Theories”, in honour of the 70th birthday of Loriano Bonora, SISSA, July 1-2, 2015, Trieste, Italy
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