教授 柴 孝夫(シバ タカヲ)

担当する領域科目名 経営史
研究テーマ 日本における重工業企業の展開、企業破綻の研究
取得学位 甲南大学 経営学修士
研究分野を表すキーワード 経営史、日本経営史、重工業、企業破綻
研究室電話番号 075-705-1721
e-mail

研究の概要

 日本の重工業、とりわけ造船業における企業者活動と企業展開の過程を研究してきた。日本の造船業は他の先進国の同業と比較すると、様々な点で特異な発展のしかたをしてきた。それを表すキーワードは総合重工業であるが、そうした業態がなぜ生じたのか、また、そのプロセスでいかなる企業者活動が展開されて来たのか、それを解明するのがこの研究の最大の課題である。この研究の過程で、経営破綻を呈した企業の例と遭遇したが、そこから、何故企業は破綻するのかという根元的な問いかけをするようになったのが、次の研究課題に進むきっかけであった。そこから、現在、企業の破綻メカニズムの解明も自身の研究の大きな課題とするようになっており、それとの関係で企業倫理にも研究の幅を広げている。それはまた、企業の文化とも関わってくるので、そこから最近、日本の企業文化の一つの特徴である「社歌」の歴史研究も行っている。

主な論文、著書など

  1. The Current state of tourism education and research in Japan (in collaboration with Keiko Kawamata), Kyoto Management Review, vol.22, 2014
  2. 「白石元治郎と西山弥太郎―自立経営の追求 製鉄経営者」、佐々木聡編『日本の企業家群像 III』、丸善出版、2011年5月
  3. 『講座・日本経営史 4 制度転換期の企業と市場』(編著)、ミネルヴァ書房、2011年4月
  4. 『ケースに学ぶソーシャル・マネジメント』(分担執筆)、文眞堂、2009年3月
  5. 『マネジメントを学ぶ』(共著)、ミネルヴァ書房、2008年2月
  6. 『日本経営史の基礎知識』(共編集及び一部執筆)、有斐閣、2004年10月

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

  1. 「社歌」の研究事始め(経営史学会第52回全国大会、於;中央大学、2016年10月9日)
  2. 第17回世界経済史会議・市民公開講座「産地京都の300年:明治維新から22世紀まで」総合司会(2015年8月4日、於:同志社大学)
  3. 「経営史教育の現在」コメント(関西部会2015年度4月例会、於:大阪学院大学、2015年4月25日)
  4. 「柴孝夫・岡崎哲二編『講座日本経営史 第4巻 制度転換期の企業と市場』(ミネルヴァ書房、2011年)」(経営史学会関西部会2011 年9月例会、於:神戸大学 2011年9月17日)
  5. 『伝統と革新―京都企業からのメッセージ』趣旨説明(経営史学会第45回全国大会統一論題、於:京都産業大学、2009年10月4日)
PAGE TOP