教授 岡部 曜子(オカベ ヨウコ)

担当する領域科目名 情報組織
研究テーマ 情報技術と日本型組織の適合性についての国際比較研究
取得学位 大阪大学 博士(国際公共政策)
研究分野を表すキーワード 情報技術、日本的経営、組織、情報共有
研究室電話番号 075-705-1762
e-mail 非公開

研究の概要

 情報技術と組織の適合関係を理論・実証の両面から検討するものである。インターネットに代表される新しい情報技術は組織の情報共有のあり方を大きく変えているが、日本的な経営システムや組織が持つ情報共有モードは、どのような影響を受けるのだろうか。日本企業は本来、組織に対して長期的にコミットする従業員同士の密接な人間関係とフェース・ツー・フェースのコミュニケーションが組織集団の維持や活性化につながり、それが国際的な優位性となっていた。しかし、新しい情報技術はヴァーチャルな状態での人や情報の自在な結合を実現するものである。米国企業などはこのオープン・ネットワーク型の情報共有がもたらすメリットを享受しているが、日本企業は従来の情報共有特性を保持しながら、新しい情報技術をいかに有効に活用するかについてジレンマに立たされているのである。このような現状にかんがみて、企業の事例を通じて日本企業のコミュニケーションのあるべき方向性を考察する。

主な論文、著書など

  • Language Benefits and Language Costs in Japanese-style Management、京都産業大学論集、社会科学系列、第26号、2009年3月。
    概要:日本企業の言語問題について検討した。
  • Compatibility between ERP and Japanese-style management 人間環境学研究 第6巻1号79-87,2008.
    概要:ERPと日本的経営の適合性について検討した。
  • Management Education in Japan, Chandos Publishing Co., 2008.
    概要:米国にMBA留学中の日本人ビジネスマンの職業意識について調査した。
  • The Cost and Benefits of Using Japanese as a Means of Communication in Japanese Companies(単著)、経営学論集 75集・230-231、2005。
    概要:日本企業の組織コミュニケーションについて言語コストと言語ベネフィットという観点から分析した。
  • 日本企業の言語コストと言語ベネフィット―バイリンガル経営の阻害要因の分析を通じて―(単著)、国際ビジネス研究学会年報2005年 101-114。
    概要:日本企業の組織コミュニケーションの特徴を検討した。
  • 情報化と内部資源活用型経営:IT・言語・情報モードからの考察(単著)、京都マネジメントレビュー 第5巻、19-34、2004。
    概要:日本企業の情報活用の特徴について日米比較しながら検討した。

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

  • 日本企業におけるMBA人材の活用:米国MBA留学生の意識調査から 国際ビジネス研究学会2008年7月12日。
  • The Cost and Benefits of Using Japanese as a Means of Communication in Japanese Companies 日本経営学会 2004年9月2日〜4日。
  • Japanese Companies and ERP: A Study Information Technology and Managerial Style Asia-Pacific Decision Science Institute Conference 2004年7月2日〜4日。

特記事項

 教員の出身校:上智大学外国語学部英語学科(1982年卒)、大阪大学大学院国際公共政策研究科(1999年修了)

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