教授 三輪 卓己(ミワ タクミ)

担当する領域科目名 人的資源管理
研究テーマ 知識社会のキャリアと人的資源管理
取得学位 神戸大学 博士(経営学)
研究分野を表すキーワード 知識社会、産業アーキテクチャ、キャリア発達、キャリア志向、人的資源管理
研究室電話番号 非公開
e-mail 非公開

研究の概要

 21世紀は知識社会といわれています。人々が持つ知識や創造性が企業活動の成否を左右する時代なのです。今後は多くの知識労働者が台頭し、活躍することが期待されています。その中には、ソフトウェア技術者や各種のアナリスト、コンサルタントなどの新しいタイプの専門職も数多く含まれてくるでしょう。
 優秀な知識労働者は、組織の壁を越えて活躍することが可能です。また、彼(彼女) らは自らのキャリア発達のために、組織の内外に広範な人的ネットワークを築いて活用していきます。このようなキャリアは、専ら一つの企業組織内での熟練を重視してきた従来の日本的なキャリアとは異なるものです。今後の社会を生きる人は先人とは違うキャリアを歩むことになるのです。また企業も、こうした新しい人材を効果的に活用するマネジメントの方法を構築しなければなりません。このような視点から新しい社会を展望し、そこでのキャリア発達のポイントや有効な人的資源管理の枠組みを考えることを主たる研究テーマにしています。

主な論文、著書など

  1. 「岡部孝好著 『神戸高商と神戸商大の会計学徒たち』」(書評)、『曾計』第192巻第3号(2017年9月)、119-120頁。
  2. 「後入先出法採用企業の企業規模に関する一考察」(研究ノート)、『京都マネジメントレビュー(32号)』(2017年10月)、109-117頁。
  3. 「棚卸資産と売上債権の将来業績との関連性―売上高、利益情報を従属変数とした場合の価値関連性分析―」、『曾計』第192巻第6号(2017年12月)、68−81頁。
  4. 「Adoption of LIFO for Conservativeness and Tax Reduction in America:Comparison of Japanese and American Case」、"Journal of Strategic Accounting“Vol.1(No.2)"、(2018年1月),pp.23-33(Satoshi Suehara and Masamichi Yoshiokaとの共著)
  5. 「棚卸資産各要素と売上債権の将来業績の関連性―売上高、売上総利益、利益情報を従属変数とした場合の価値関連性分析―」、『京都マネジメントレビュー経営学部50周年記念号』(2018年3月)、341−355頁。
  6. 「日本企業における知識労働者のマネジメント」『グローバル時代の新しい日本的経営研究レポート』松下社会科学振興財団 松下資料館,2016年。
  7. 『知識労働者の人的資源管理―企業への定着・相互作用・キャリア発達』中央経済社,2015年。
  8. 『ケーススタディ 優良・成長企業の人事戦略』(共編著)税務経理協会,2015年
  9. 「技術者の経験学習―経験と学習成果の関連性を中心に」『日本労働研究雑誌』第639号,2013年。
  10. 「知識労働者の人的資源管理の多様性―コンサルティング関連企業12社の事例分析」『日本労務学会誌』第14巻第2号,2013年。
  11. 『知識労働者のキャリア発達―キャリア志向・自律的学習・組織間移動』中央経済社,2011年。
  12. 「知識労働者のキャリア志向と学習―自律的キャリア発達における複合的キャリア志向の意義」『日本労務学会誌』第11 巻第2号,2010年。
  13. 「知識労働者のキャリア発達における多様性の分析―ソフトウェア技術者の組織内キャリアと組織を移るキャリア」『日本労務学会誌』第10巻第2号,2009年。
  14. 「ソフトウェア技術者のキャリア志向の多様性 ―モジュール化、ネットワーク化した産業アーキテクチャにおいて」日本労務学会誌第6巻第2号,2004 年
  15. 『ソフトウェア技術者のキャリア・ディベロップメント 成長プロセスの学習と行動』中央経済社,2001年。

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

  1. 日本労務学会関西部会報告「知識労働者のキャリア中期・後期の課題 ―危機の特徴とその背景」,2017年。
  2. 日本労務学会関西部会報告「IT技術者の人的資源管理 ―成果主義や市場志向のマネジメントは一般的なのか」,2013年。
  3. 日本経営学会報告「知識労働者の自律的キャリア、バウンダリーレス・キャリアの実態 ―アンケート調査の結果から」,2008年。

特記事項

 企業での実務家としてのキャリアが18 年あり、働きながら社会人大学院で学んで学位を取得しました。ジャズ、ブルース、ロック等、黒人をルーツに持つ1950〜60年代の音楽を愛好しています。

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