准教授 井村 直恵(イムラ ナオエ)

担当する領域科目名 製品開発
研究テーマ デザイン・マネジメント、事業リスクマネジメント
取得学位 京都大学 博士(経済学)
研究分野を表すキーワード 経営戦略論・組織論
研究室電話番号 非公開
e-mail

研究の概要

主として3つの関心分野を持って研究しています。
1)デザイン・マネジメント
 日本には国際的に高い評価を受ける建築家が多くいるにも関わらず、国際的に著名な工業デザイナーやデザイン的な評価が高い製品が数少ないのはなぜか。この疑問に答えるためには、製品開発を単にイノベーションと捉えるのではなく、違う分析軸が必要になります。感性を生かしたデザインのマネジメントがうまくできる会社、デザイン・マネジメントの得意な国の特性等に関心を持っています。
2)リスク・マネジメント
 2000年以降、日本企業におけるリコール事案や不祥事、企業の倒産件数等、企業が様々なリスクのコントロールに失敗した事により、大きな問題を抱えるケースが増加しています。リスクの発生事案に早い段階で企業が気づく事が出来れば、大きな不祥事に発展したり、大規模なリコール事件に発展することが避けられるのではないでしょうか。リスク事案の発生に早期に気づく組織をいかにしてつくる事が出来るか、複数企業の方々と共に考えるプロジェクトを遂行しています。
3)地域資源開発経営
  地域の資源を活用することで、経済を活性化し、住んでいる人々を幸せにする経営モデルとして、「IBECモデル」を立案し、2018年からの4年間で科学研究費研究として取り組んでいます。私は、10年以上にわたって継続的調査している「京の台所」として知られる錦市場の参与観察を中心として、地域資源経営という視点から、錦市場及び全国の歴史的商店街を比較研究し、時代の波を乗り越える経営力について考えています。

主な論文、著書など

  1. 「リスクマネジメントにおける文化的相違の影響」『実践経営学研究』、No. 9、pp.39-46、2017年。
  2. 「感性を形にするコミュニケーションマネジメント」『第19回日本感性工学会大会』 USBメモリー所収、2017年。
  3. 「デザイン・マネジメント」京都マネジメントレビュー50周年記念号, 2017年。

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

  1. 「基幹産業における日本型経営システムの変化と戦略・経営業績との関係:オメガ型経営モデルからの分析」情報経営第75回全国大会,2017年。(YIA受賞)

特記事項

  1. 京都最低賃金審議会公益委員(2005年-2007年、2009年-2016年)
  2. 科学研究費基盤研究(B)「戦略的地域資源経営学の発展に向けて産業・文化を分析するIBECモデルの構築と解析」研究代表者(2018年度-2021年度)
  3. 科学研究費挑戦的萌芽研究「美しさを競争力とする事業モデルの探求ーデザイン・コミュニケーションとマネジメント」研究代表者(2015年度-2017年度)
  4. 科学研究費基盤研究(B)「新しい時代における企業のリスク管理能力の探求:人・組織・組織観の複合的分析」研究代表者(2014年度-2017年度)
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