教授 橋本 武久(ハシモト タケヒサ)

担当する領域科目名 会計
研究テーマ 簿記、財務会計、会計史
取得学位 神戸大学博士(経営学)
研究分野を表すキーワード 簿記、財務会計、会計史
研究室電話番号 075-705-3143
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研究の概要

私の研究課題は、簿記・会計学の歴史的研究である。すなわち、今日ある簿記・会計学はいかなる過程を経て形成されたのか、あるいは変化してきたのかを、その社会経済的背景への考察をもとにして明らかにすることである。

とくに近代経済の揺籃の地ともされる16、17 世紀ネーデルラント(現在のオランダおよびベルギー他の一部)に焦点をあて、この地に現出した簿記書および一次史料を検討し、その成果を『ネーデルラント簿記史論』( 同文舘出版、2008 年) として公刊した。

なお、今後は、世界初の株式会社であるオランダ連合東インド会社の盛衰について会計史学の観点から検討を行うことにより、最終的には株式会社の本質と会計システムの関係について明らかにすることを第一の課題としたい。また、このような歴史的研究から得られた分析視角でもって、わが国会計制度の展開過程の分析も行いたいと考えている。

主な論文、著書など

(主要論文)

橋本武久(2018)「会計的収益に関する一考察 -G.J.Staubus 会計理論に寄せて-」『京都マネジメント・レビュー』第32号,249-259頁。

橋本武久(2017a)「高等教育機関における簿記および会計学教育の目的:旧制大学と新制大学のカリキュラムの比較から」『財務会計研究』第11号,41-58頁。

橋本武久(2017b)「19世紀オランダ簿記書における資本勘定」『會計』第192巻第5号,43-52頁。

橋本武久(2016)「『帳簿の世界史』とオランダ会計史」『會計』第190巻第5号,46-57頁。

橋本武久(2015)「イタリア式簿記と株式会社」『會計』第188巻第6号,57-70頁。

橋本武久(2014)「連合東インド会社と簿記 ―最近の研究動向と課題―」『産業経理』第74巻第1号,47-56頁。

橋本武久(2012a)「簿記・会計の歴史性について」『産業経理』第71巻第4号,62-71頁。

橋本武久(2012b)「株式会社の発生と物的資本概念の関係について」『會計』第182巻第4号,66-79頁。

(主要著書)

橋本武久(2012)『体系現代会計学 第8巻 会計と会計学の歴史』(共著,千葉準一・中野常男共編著,第3章分担執筆)中央経済社。

橋本武久(2008)『ネーデルラント簿記史論‐Simon Stevin『簿記論』研究‐』同文館出版。

この他,共著書6編,共・単著論文35編。

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

「新制大学における簿記および会計学教育の目的 -旧制・新制転換期におけるカリキュラム他の分析から-」(単独,平成28年10月)財務会計研究家学会第10回大会報告。
「旧制商業系高等教育機関における簿記・会計の位置づけについて」(単独,平成26年8月)日本簿記学会第30回全国大会統一論題報告。
「現代簿記論に関する研究(最終報告)」(共同,平成24年8月)日本簿記学会第28回全国大会研究部会報告。
「現代簿記論に関する研究(中間報告)」(共同,平成23年8月)日本簿記学会第27回全国大会研究部会報告。
「ネーデルラント簿記史論」(単独,平成22年8月),日本簿記学会第26回全国大会学会賞受賞報告。
「会計基準の変更と簿記・会計の変化―その史的考察―」(単独、平成22年5月)、日本簿記学会第26回関西部会統一論題報告。
“The evolution of accounting history research in Japan: analysis of the research database of Kaikei、1917-2004”、 Fifth Accounting History International Conference(神戸大学 清水泰洋准教授と共同発表、平成19年8月).
「複式簿記の可能性」(単独、平成19 年5 月)、日本簿記学会第23 回関西部会統一論題報告。
「17世紀後半ネーデルラント簿記書の歴史的意義について」(単独、平成14年9月)、日本簿記学会第18回全国大会統一論題報告。

特記事項

 平成21年8月 日本簿記学会賞、平成21年10月 日本会計史学会賞
 ゼミホームページ URL http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~hashimot/
 ※大学院ゼミにおける指導方針を掲載しているので参照されたい。

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