教授 川合 全弘(カワイ マサヒロ)

担当する領域科目名 西洋政治史
研究テーマ 現代ドイツ政治文化、ドイツ政治思想史
取得学位 京都大学 法学修士
研究分野を表すキーワード 政治学、政治思想史、政治文化論、ナショナリズム論
研究室電話番号 075-705-1689
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研究の概要

 近年の研究テーマは次の二つである。第一に、ドイツ・ナショナリズムの思想史を、第一次大戦から現代に至るまでの時期を中心に研究している。具体的には、第一次大戦時の前線世代の戦争体験や世代意識や政治思想、この世代の代表的思想家エルンスト・ユンガーのナショナリズム論などである。第二に、再統一後のドイツ国民意識の動向を始めとする現代ドイツ政治文化の研究を行なっている。なお授業では、受講する院生の研究テーマに応じて、適当な欧文文献を精読している。

主な論文、著書など

  1. エルンスト・ユンガー『ユンガー政治評論選』月曜社、2016年。(エルンスト・ユンガーの政治評論八篇を邦訳し、解題二篇を付した。)
  2. エルンスト・ユンガー『追悼の政治―忘れえぬ人々/総動員/平和―』月曜社、2005年。(エルンスト・ユンガーの政治的エッセイ数篇を、「追悼の政治」のタイトルの下にまとめて邦訳し、巻末に解題を付した。)
  3. 『再統一ドイツのナショナリズム―西側結合と過去の克服をめぐって―』、2003年、ミネルヴァ書房。(現代ドイツ政治文化の2本柱をなす西側結合と過去の克服とに対する批判的論議を中心に、再統一後のドイツ国民意識の展開を考察した。)
  4. エルンスト・ユンガー『労働者―支配と形態』月曜社、2013年。(エルンスト・ユンガーの主著を邦訳し、註と解説文を付した。)

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

  1. 平成20年9月:愛媛大学法学会学術講演会講演「西独の国家理性としての過去の克服―ヴァイツゼッカー演説を考える―」
  2. 平成16年2月:京都外国語大学ドイツ語学科研究室共同研究プロジェクト主催学術講演会講演「追悼の政治―エルンスト・ユンガーの初期作品に見るドイツ国民主義論―」
  3. 平11年10月:社会思想史学会第24回大会にて研究報告「前線世代のナショナリズム」
  4. 平成元年5月:日本西洋史学会第39回大会にて研究報告「ドイツ市民文化と民主主義―エルンスト・ユンガーを中心として―」
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