准教授 岩永 昌晃(イワナガ マサアキ)

担当する領域科目名 労働法
研究テーマ 労働法の適用対象に関する比較法研究
取得学位 修士(法学)
研究分野を表すキーワード 労働法、労働法の適用対象、労働者性、従属性
研究室電話番号 非公開
e-mail 非公開

研究の概要

 労働法は、「労働者」を保護することを目的とする法であり、そこでいう「労働者」とは、一般に、「他人の指揮命令に従って働き、その対価として報酬を得ている人」をさすと考えられている。従って、会社に雇われて働くサラリーマンは、「労働者」として労働法の保護を受ける一方、個人で事業を起こして働く人や家事労働に従事する専業主婦(夫)、NPO法人でボランティア活動に従事する人は、「労働者」とはいえず、労働法の適用を受けないことになる。しかしながら、「働く」ということでは、サラリーマンと自営業者、専業主婦(夫)、ボランティアとでは変わらないのになぜこのような法的な取扱の差異が生じるのだろうか。むしろ、労働法を、「働く」人全般を対象とする法として、捉え直すことはできないだろうか。このような問題意識の下に、「労働者」概念ないし労働法の人的適用範囲の再検討という労働法学の現代的課題について研究を行っている。

主な論文、著書など

岩永昌晃「集団的労使関係の当事者」日本労働法学会編『講座労働法の再生第5巻 労使関係法の理論課題』(日本評論社・2017年)25-44頁
岩永昌晃「イギリスにおけるパートタイム労働をめぐる法政策の動向―不利益取扱い禁止からパートタイム労働の創出へ―」季刊労働法251号(2015年)198-217頁
岩永昌晃「テレワークと労働時間規制・労働者性」村中孝史ほか編『労働者像の多様化と労働法・社会保障法』(有斐閣・2015年)304-324頁

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

 日本労働法学会第113回大会(2007年5月20日、法政大学)において個別報告を行った。

PAGE TOP