准教授 若狭 愛子(ワカサ アイコ)

担当する領域科目名 行政法
研究テーマ 国家賠償法における裁量免責
取得学位 関西大学 法学修士
研究分野を表すキーワード immunity(免責)、discretion(裁量)、remedy(法的救済;損害賠償)、governmental tort(政府の不法行為)
研究室電話番号 非公開
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研究の概要

 国や公共団体に代表される行政の活動は、本来、国家を円滑に運営あるいは国民の生活をよりよくするものでなければならない。当然、行政はそれらを活動の目的とし、法に基づいて、様々な計画を立案・実行している。平たく言うならば、行政は国民が平和で幸せに暮らせるように、法に従って、なんらかの活動を行っている。しかし時として、その国民のための活動によって、一部または特定の国民の権利利益が侵害されることがある。この侵害行為は大きく2種類に分けることができる。その侵害を法が予め意図していた場合と意図していなかった場合である。

 20世紀半ばまで、この意図されなかった侵害に対して、行政はその責任を免れてきた。しかし、国民の権利利益の確立とともに、行政の責任が追及されるようになり、国民は補償を受けることが可能になった。けれども、侵害された権利利益のすべてが補償されるわけではない。今も行政が免責されることがある。行政が免責されるのはどのような場合なのかを研究対象としている。

主な論文、著書など

  1. 「アメリカ諸州における政府免責についての一考察―ミシシッピ州の判例より―」産大法学第41巻第4号(2008年2月)
  2. 「アメリカ諸州における政府免責についての一考察―フロリダ州の判例より―」産大法学40巻第2号(2006年11月)
  3. 「裁量免責(discretionary function exception)についての一考察−アメリカ連邦不法行為請求権法(Federal Tort Claims Act)の判例より−」法学論集第51巻6号(関西大学法学会, 2002)

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

 日米法学会 第40回(2003年9月)判例報告

特記事項

 出身高校:大阪府立大手前高校

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