教授 須賀 博志(スガ ヒロシ)

担当する領域科目名 憲法
研究テーマ 近代日本憲法史、ドイツ国家教会関係法
取得学位 京都大学 修士(法学)
研究分野を表すキーワード 近代日本憲法史、大日本帝国憲法、ドイツ国家教会関係法
研究室電話番号 非公開
e-mail 非公開

研究の概要

 私の研究の最終目的は、近代日本憲法史の全体像を描くことです。憲法史は一般に、憲法体制成立史、憲法運用史、憲法思想・学説史の3分野に分けることができますが、私の研究は、憲法運用史の分野を明治から時代を下りながら、憲法学説史の分野を昭和から時代を遡りつつ行っています。前者においては、歴史学の実証的な手法を取り入れ、原史料をできるかぎり使った研究を心がけており、後者においては、比較思想史の手法を取り入れ、ドイツ国法学からの学説継受のあり方に関心の重点を置いています。
 他方、ドイツ国家教会関係法の分野では、ドイツ統一後の流動的状況を反映して、多くの問題が生じてきており、現代的な問題をとっかかりに研究しています。将来は、この分野の歴史的展開を研究し、日本近代の政教関係との比較史研究を行いたいと考えています。

主な論文、著書など

論文

  1. 「日本近代憲法学説史における剰余金支出違憲論争」大石眞先生還暦記念『憲法改革の理念と展開 下巻』(信山社・2012年)所収
  2. 「ドイツにおける私法上の宗教団体」初宿正典先生還暦記念『各国憲法の差異と接点』(成文堂・2010年)所収
  3. 「司法権を『法律ニ依リ』行うこと」佐藤幸治先生古稀記念『国民主権と法の支配 上巻』(成文堂・2008年)所収

翻訳

  1. K・シュテルン『ドイツ憲法T 総論・統治編』(共訳・信山社・2009年)
  2. 『原典対訳 連邦憲法裁判所法』(初宿正典教授と共編訳・成文堂・2003年)

翻刻

  1. 清水澄博士御進講「帝国憲法」(1)〜(6・完)藝林 57巻2号〜59巻2号(2008〜 10年)

特記事項

 近代日本に関わることであれば広く関心がありますので、近代日本の法制史・政治史・外交史・政治思想史・経済史・社会史などを専攻する院生諸君からのアクセスをお待ちしております。大学院の授業では、くずし字の解読の訓練もしています。

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