教授 木俣 由美(キマタ ユミ)

担当する領域科目名 商法
研究テーマ 株主の権利と少数派株主の保護
取得学位 京都大学 修士(法律学)
研究分野を表すキーワード コーポレート・ガバナンス/株主の権利/機関投資家
研究室電話番号 075-705-1770
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研究の概要

 会社統治の手段としてさまざまなものが考えられるが、会社の実質的所有者たる株主の意思決定に最大限の尊重が払われなければならない。しかし、所有と分離現象が極度に進み、資本多数決制度の弊害が見られる現在において、特に阻害されやすい少数派株主の保護は重要な課題である。しかも少数派株主からの監視こそがコーポレートガバナンスの観点からも高く評価されるものである。最近の機関投資家の動向の変化も含め、株主の権利の実質化へのシステムの見直しは必要なテーマである。当面の研究課題は、株主の各種権利を実効化あらしめるための前提的権利である、会計帳簿閲覧請求権、株主名簿閲覧請求権といった情報収集権、調査権の再検討である。母法たるアメリカ法、SEC金融商品取引法、特に各州制定法を比較すると、見るべき制度や手続きがある。それらを参考にして、わが国会社法の制度のあり方、手続き、要件論を考察する。さらに、イギリス、ドイツ、スイス会社法の現状・比較にも目を向け、株主の調査権の実態にせまる。

主な論文、著書など

 木俣由美 著「アタック 会社法」 中央経済社
 同著
  「楽しく使う会社法〈第3版〉」 自由国民社
  「論点体系 会社法1」 第一法規

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

 日本私法学会 理事
 京都大学商法研究会 会員

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