教授 川北 靖之(カワキタ ヤスユキ)

担当する領域科目名 東洋法制史
研究テーマ 日唐律令比較の基礎的研究
取得学位 京都産業大学 博士(法律学)/國學院大学 法学修士/皇學館大学 文学修士
研究分野を表すキーワード 律令法、日本法、古代法、唐代法
研究室電話番号 075-705-1786
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研究の概要

 日本は有史以来、中国から多くのものを学んできた。7世紀の初めに聖徳太子は、遣隋使を派遣して隋の優れた文物を取り入れることに努力された。それ以来、約百年の努力の結果、8世紀初頭には唐のそれに匹敵する見事な律令法を完成している。これが大宝律令である。その後20年近くをへて養老律令が完成し、大規模な律令法の編纂はここに一つの結末を迎えることになる。
 中国における律令の編纂は、戦国時代の魏において法経六篇が作られて以来、幾多の法典が編まれてきたが、唐代の律令格式において頂点に達したといってよいであろう。日本律令は、母法である隋唐のそれを継受して成立した。私は、この日唐律令の条文を詳細に比較検討するという地道な研究を行っている。この比較研究から、日本と中国の類似点と相違点を明らかにすることが研究の目的である。

主な論文、著書など

  1. 著書(単著)、平成27年、『日唐律令法の基礎的研究』国書刊行会。法源史を中心とした日唐律令法に関する基礎的研究である。
  2. 著書(共著)、平成12年、関西大学東西学術研究所叢刊14『令集解所引漢籍備考』(釈名・文字集略などを分担執筆)、関西大学出版社。平安時代に成立した日本令の注釈書『令集解』に引用された漢籍に関する基礎的研究である。
  3. 著書(共著)、昭和50年、『訳註日本律令二律本文編上巻』(名例律を分担執筆)東京堂出版。亡失した日本律の復原に関する基礎的研究である。

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

  1. 平成12年3月、皇學館大學神道研究所で開催された国際シンポジウム・日中古代文化をめぐる諸問題において、「唐『祠令』と日本『神祇令』」のタイトルで発題者となり、パネラーとして議論に参加した。
  2. 平成4年7月、中国の北京で開催された中国日本史学会等主催の国際シンポジウム「中日交流史上の友好使者―中日国交正常化二十周年記念国際学術討論会」の全体大会席上において「遣唐執節使粟田真人」のタイトルで口頭発表を行う。」
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