准教授 古谷 貴之(フルタニ タカユキ)

担当する領域科目名 民法特論
研究テーマ 契約責任の現代化―EU法との比較―
取得学位 同志社大学修士(法学)
研究分野を表すキーワード 民法、契約法、EU法
研究室電話番号 非公開
e-mail 非公開

研究の概要

 契約責任に関する研究を行っている。現在関心をもって取り組んでいるテーマは、売買瑕疵担保責任(契約不適合給付に対する売主の責任)である。売買法におけるこの中心的テーマは、近時の債権法改正作業のなかで抜本的な改正が予定されているところであり、法解釈論のみならず立法論としても重要なテーマである。
 また、日本法の議論をより深く理解するうえで、諸外国の法律を研究することが不可欠となる。そこで主にヨーロッパ諸国の契約法やEU契約法に関心を持って研究している。今日のEU私法の展開は、契約不適合給付に対する売主の責任を考えるうえでさまざまな示唆を与える。とりわけ、ヨーロッパ契約法原則や共通参照枠草案、ヨーロッパ共通売買法などのEUにおける統一的な契約法・売買法を目指す壮大なプロジェクトのなかには、得るべき示唆が多い。日本法とヨーロッパ法とを行ったり来たりしながら、わが国における契約責任のあり方について考えていきたいと思っている。

主な論文、著書など

古谷貴之「ヨーロッパ共通売買法規則提案における追完制度について―紹介と批判的検討―」産大法学48巻3・4号161-186頁(2015年)
古谷貴之「ドイツ売買法における追完制度について―法と経済学の視点から―」産大法学47巻3・4号211-232頁(2014年)
古谷貴之「ドイツ売買法における売主の瑕疵担保責任に関する一考察―債務法改正から10年を経て―」産大法学47巻2号1-150頁(2014年)

教員および院生の活動記録(学会および研究会などでの発表)

比較法学会報告(於:立命館大学)
「ドイツ売買法における買主の追完請求権について―追完請求権の内容確定をめぐる判例の展開―」(2014年)

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